公益社団法人日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会 2017

会長意見書

青年会議所に関する意見書

2016年6月30日

【 氏 名 】 磯貝 元洋

はじめに

アベノミクスの恩恵を受ける事によるデフレからの脱却が確実視される中、政府は次代へ向けての成長戦略として「GDP600兆円規模」「出生率1.8%増」「介護離職率0%」を主軸とする、新3本の矢と言われる政策から成り立つ「一億総活躍社会」の実現に向け、質的成長へのパラダイムシフトを図る事で、我が国の活力を取り戻す動きを活発化させています。また、消費低迷を懸念する民意を受けた消費増税の先送り等、今後の日本経済は安定的に推移し、先行きが明るい見通しである事が予想されます。更に、4年後には第32回オリンピック競技大会の開催が決定し、我が国においては追い風となり、更なる成長が見込める状況です。千葉県内においては既に数競技の開催地となる事が決定し、その他競技においてもいくつかの自治体が積極的に開催地として名乗りを上げる状況があり、近年感じる事の無かった活気を様々な場面で感じる事ができます。そんな県内各地の活気を背景に、千葉ブロック協議会としては運動発信の好機と捉え、更なる明るい豊かな社会の実現に向けて奮起するべき時だと考えます。また、我々は半世紀に渡る先輩諸兄の運動を温故知新の精神で学び、その学びを進化させ、その進化させた運動を地域社会のオピニオンリーダーとして未来の社会に良き変革を起すべく、運動に邁進する義務があります。我々は千葉県の抱える諸問題と真摯に向き合い、その諸問題を解決する為に努力を惜しまず、常にチャレンジ精神を持ち、覚悟と責任を持って青年会議所運動に邁進し、その運動目的を達成する事こそが、より良き次代の千葉県の創造に繋がると信じています。近年では地方創生や地域主権といった政策や世論の後押しもあり、千葉県という地域社会を主な運動発信の場とする我々にとって、益々活躍の場が増える事が予想され、地域社会から必要とされる時代である事に間違いありません。千葉ブロック協議会には社会に対するより良き変化をもたらす強い力があると信じています。千葉県は商工農のバランスが非常に優れ、未知なる魅力が数多く眠るポテンシャル高き地です。この恵まれた環境の下、我々は青年会議所運動の醍醐味を心底実感し、多くの市民を巻き込み、有機的に結びついた絆深き同志と共に千葉県を全国に発信し続ける事が我が国日本の明るい未来の礎となると確信します。

【千葉ブロックとしての会員拡大】

「会員拡大は青年会議所運動そのものである」この言葉通り、会員拡大を進める事で、会員個々の地域や企業において、活動の中で感じた魅力や得られる経験を伝え広める事に繋がり、青年会議所運動の発信において大きな推進力となります。また、会員の拡大は各地会員会議所やブロック協議会に新な風を吹き込む事となり、活動の活性化が期待できます。そして会員同士の貴重な出会いの場となり、お互いに磨き合う事で仲間の和も広がります。仲間が増えれば力強い運動が継続的に発信する事が出来ると考えます。各地会員会議所にとっての会員拡大はもはや恒久的事業と言っても過言ではなく、未来を見据えて取り組むべき重要な運動です。しかし近年、全国的に会員数が減少傾向で、青年会議所の存続や運動の発信に危機感を覚える状況です。千葉ブロック協議会においては、その傾向と類似している反面、コンスタントに新入会員を獲得し、年々会員が増加している会員会議所が存在します。我々はその成功事例を徹底的に調査研究し、明暗を分けている部分を特定し、県内各地会員会議所に伝播すると共に、個々が運動の意義や目的をしっかりと理解した上での拡大活動を行う事を促し、積極的な会員拡大ができる状況を創出します。また、退会者や休会者を減少させる事は勿論の事、低出席率会員に対する対策を熟考し、県内全ての会員会議所が会員数の純増を果たせる様な支援体制を整えます。そして、千葉ブロック協議会としての明確な拡大数を決め、私が先頭に立って会員拡大を推し進めて参ります。多くの仲間と共に運動を発信する事で千葉ブロック協議会が更なる輝きを放つと信じます。

【千葉ブロックとしての広報】

千葉ブロック協議会は25会員会議所により、県内のほぼ全域を活動エリアとしており、会員同士の情報伝達や市民へ向けた情報発信に適した協議会だと感じます。県内全域を対象とする協議会としての運動は勿論の事、各地会員会議所においても、地域に根差した素晴らしい運動を続けています。その運動の全ては市民の為のものですが、情報を一人ひとりに伝える事は容易な事ではありません。また、どんなに素晴らしい事業を開催しても情報が伝わらずに集客出来ず、運動の目的が達成されない事態となります。そして、適切な情報の発信は運動の目的を果たす為に欠かせない活動です。千葉ブロック協議会として、まずは全会員が繋がるシステムの構築が必要と考えます。進化するSNSを活用し、日本青年会議所や関東地区協議会、千葉ブロック協議会や県内各地会員会議所の情報を全ての会員が瞬時に確認でき、参加意欲を掻き立てる情報発信を心掛け、それを速やかに拡散する事による協議会の広域性メリットを最大限に生かす事で、全員が広報官となり、今まで以上にスムーズな情報発信に努めます。更に、我々の運動に対して各メディアが取材したくなる手段を熟考し、積極的にアプローチを掛ける事で宣伝や集客に繋げ、運動の効果を向上させます。全会員で熱意を持った情報発信に努め千葉ブロック協議会の元気を全国に発信して参ります。

【千葉ブロックとしてのアカデミー】

我々の成長の機会を数多く与えてくれるのが青年会議所運動の醍醐味であり、素晴らしい要素であります。正しい知識と見識を身に付けた地域社会におけるリーダーの育成は、各地会員会議所はもとより地域社会にとっても非常に重要であり、様々な運動の発信においての最大の活動資本となり、大きな財産となります。予てより町興しは人起しと言われる様に何事も人が事を成すものです。千葉ブロック協議会としても運動の効果を最大限に引出す為の人材育成を継続的に注力するべきと強く感じます。昨今の千葉ブロック協議会内に目を向けると、殆どの会員会議所において会員の約半数が入会3年未満であり、運動発信レベルの低下や運営が困難な状況が顕著に表れていると感じます。また、在籍年数の長い会員に対する育成は各地会員会議所では手が回らず困難だと思います。それらの問題を解決する為に、まずは県内各地会員会議所に今必要なアカデミー事業とは何か、千葉ブロック協議会に求めるアカデミー事業とは何かという綿密な聞き取り調査を実施し、県内各地会員会議所のニーズに合った事業を開催する手段として千葉ブロック塾を継続開催します。この学びの機会を提供する事で千葉ブロック協議会全体のレベルアップを図り、より良い運動や円滑な運営状況を創出し、そこで学んだ人材を人財とした力の結集による運動発信により、地域社会への貢献を通して我々の存在意義を高めます。千葉ブロック協議会をあげて謙虚に学ぶ姿勢を持ち、成長する喜びを皆で実感し、時代のニーズに即した人材育成に邁進し、人財の宝庫であると内外に響き渡る千葉ブロック協議会を創造します。

【千葉ブロックとしての連携推進】

連携推進運動における千葉ブロック協議会の役割は、日本青年会議所と県内各地会員会議所を繋ぐ連絡調整を図る事。また、日本青年会議所が打ち出す事業や方針を伝播し参画を促す事。そして全国の同志とスケールメリットを駆使した国民意識の変革を目的とする運動に協議会として参画する事で、国家的、国際的な責任を持って日本青年会議所の運動意義や目的を市民に伝える義務があります。近年では「主権者意識の醸成」を目的とした運動が目立ちます。全国各地選挙の投票率低下問題や、選挙権の18才以上への引下げを受け、政策本位の政治選択をする事による自らの権利の行使を強く促す運動。また、集団的自衛権の行使に係る憲法解釈の変更や、安全保障関連法案の可決など、国の安全に関する案件を見聞きする機会が増えた事による日本国憲法に対する国民意識が高まった背景を受けた、憲法タウンミーティングの開催等、今後益々我々の運動意義が増し、必要とされる事が予想されます。千葉ブロック協議会としてこの意義深き運動を推し進めるべく日本青年会議所とコミットした運動を発信し、市民意識の向上に努めて参ります。また、アスパックや世界会議等の国際の機会に触れる事業への参加推進を積極的に行い、世界規模である青年会議所のスケール

メリットを多くの会員が感じ、運動意識の向上や見識を広げる支援に注力します。更に、2016年度に千葉県災害ボランティアセンター連絡会に加入した背景を受け、具体的にどの様な支援活動が出来るかを真剣に考え、千葉ブロック協議会災害支援ネットワークの運営規定の更新を行う事で、有事の際の円滑な支援体制を整え、地域社会から更に信頼される団体へと昇華させて参ります。

【千葉ブロックとしてのブロック大会】

千葉県各地には様々な要素の素晴らしい魅力が数多くあると感じます。我々がまだ訪れた事の無い地域もあり、訪れた事のある地域にさえまだ知り得ない魅力が多くあるはずです。そんな地域の魅力を目で見る事や肌で触れる事で初めて得られるものが多くあり、その魅力を実感する市民が増える事こそが、地域社会の活性化に直結し、運動目的を達成する近道であると考えます。主催者として、主管会員会議所と緊密に連携調整を図ると共に開催地の地域性を深く調べ、その背景を十分に考慮した手法の選択を徹底する事で開催地域の魅力を最大限に引出す事に注力いたします。また、人と人、人と地域、地域と地域を結ぶ担い手となり、行政や各種団体、開催地市民とのコーディネーターとなり、開催地の更なる魅力や我々の運動を多くの方に発信し、地域益や主管LOM益を創出します。そして、準備プロセスが学習機会となる事、運動発信意識の向上が期待できる事により、参画する事での成長が得られる事を伝播し、ブロック益やメンバー益を存分に得る事の出来る大会を目指します。更に、公益社団法人埼玉中央青年会議所が主管を務める全国大会に対し、関東地区協議会の一員である我々としても、多くの登録推進を含めた応援体制をしっかりと整え、埼玉ブロック協議会とコミットした活動を行って参ります。千葉ブロック協議会の全会員が有機的に繋がり、深い絆で結ばれた活力を大いに発揮する事で開催する千葉ブロック大会と、全国大会成功へ向けた担いに対し、全力で取り組むことを固く誓います。そしてその運動が次代を照らす光となる事を確信しています。

結びに

千葉ブロック協議会には様々な運動の中で得られる「繋がり」の素晴らしさ、その活動の中で感じ得る「楽しさ」という青年会議所運動においての醍醐味を心底実感し、その恩恵による喜びを感じる会員がどれほど存在するのか。繋がりとは、運動発信過程で得られる地域社会との繋がりや市民との繋がり、会員会議所同士の繋がりや会員同士の繋がりといった、有益なコミュニティーが様々な場面で創出される事と考えます。楽しさとは、運動発信や活動プロセスを楽しむ事、活動の中で得られる友情を楽しむ事、時には目の前の苦難さえをも楽しむといった運動目的を達する為の修練を繰

り返す中で得られる楽しさであり、青年会議所運動には十人十色の楽しさがあります。繋がりと楽しさを会員個々が心底実感する事は、明るい豊かな社会の実現という最大の運動目的の下に、地域社会における能動的市民としてあらゆる価値の根源を生み出す運動を展開し続け、その意義や目的を達成する過程において非常に重要であり、青年会議所の発展はもとより会員個々の人生をもより豊かにしてくれます。千葉ブロック協議会の会長として多くの人を巻き込む運動発信を心掛け、この二つの要素の素晴らしさを多くの会員に伝え、一人でも多くの会員に心底実感して貰える機会を数多く創出する事に注力すると共に、青年会議所運動に対する参画意識の向上を強く推進して参ります。県内各地理事長を初めとする絆深き同志と共に、魂を込めた運動を発信し、明るい豊かな千葉の実現を目指して邁進する事を固く誓います。

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