平成29年8月20日午後7時から大阪中央公会堂においてカジノ誘致徹底討論会が開催されました。

 

1

 

 

会場付近にも反対派の方が集まっていて、開会前から会場は熱気に包まれていました。

2

 

 

 

 

鈴木委員長の開会宣言から始まり、後藤会長の挨拶がなされました。

3

 

4

 

 

 

5

 

司会が石田英司さん(写真左端)

パネリストは左から

谷岡一郎さん(大阪商業大学教授)

田中紀子さん(ギャンブル依存症問題を考える会)

後藤会長

井上善雄さん(弁護士)

桜田照雄さん(阪南大学教授)

この5人で活発な議論が交わされました

 

 

6

 

まずは、賛成派(左)と反対派(右)の対立点を確認しました

賛成は経済効果を重視しており、反対派は社会問題を危惧していると言えます。

 

これらの問題の点の中で、まず、ギャンブル依存症の問題について議論が交わされました。

 

 

7

現在、導入が検討されているギャンブル依存症対策について説明がなされ、その有効性について意見が出されました。対策の立案に際しては、他国のカジノで導入されている制度を取り入れており、これらの制度の導入によって、ギャンブル依存症の発生率は2%まで低下した旨報告がなされました。

また、マネーロンダリング対策として、カジノで顧客がチップに換金したお金を、換金の際に、そのまま返金する予定であるとの報告がなされました。マイナンバーカードによる確認も対策に組み込まれているようでした。

これらのギャンブル依存症対策に対しては、入場回数の制限や家族の申告による入場制限については、一定の効果が見込まれる旨回答がありました。他方で、面積の上限設定やATM設置の禁止については効果があるか否か疑問であるとの意見が出されました。

 

 

8

関連問題として、パチンコ店とカジノの関係についても活発な議論がなされました

パチンコ店に対して更なる規制(料金はそのままで出玉を減らす)がかかる予定である旨報告がなされた上で、「ハイリスク・ローリターンにしたことでパチンコ店に行かなくなる人も増えるかもしれないが、ギャンブル依存症の人が行かなくなるとは思えない」「パチンコ店だけ規制をしても他のギャンブルに走るのであれば意味がない」旨の意見が出ました。

他方で、「カジノの是非を問う前に日本には多くのパチンコ店がある。カジノができることで、パチンコ店の位置づけについても議論がされるのは良いことである」との意見も出ました。

 

次に、カジノによる実際の経済効果の有無についても議論されました。

議論の前に、「カジノを黒字にする=来訪者の負け額が増大する」という点が指摘されていましたが、「他国のカジノの例を挙げながら「ラスベガスなどは収益の65%がカジノのゲーム収入以外の収入である。カジノはIR施設のエンジンに過ぎず、来訪者の負け額に依存するわけではない」「いままでになかったライセンスや職業が生まれる」「多額の利益・ビジネスチャンスを逃す手はない」との意見が出ました。

これに対しては、「カジノの売上に頼る必要がないなら、カジノは本当に必要なのだろうか」「多額の利益や雇用が生まれるとしても、そのような利益(博打によって生まれた利益)に頼る必要があるのだろうか」と言った指摘がなされました。

 

 

9

 

議論の締めくくりとしてカジノ合法化法案の今後の進行予定について説明がありました。

今後も見据えた上で、ギャンブル依存症に対する立法の必要性、ギャンブルの合法に伴う法制度の整備の必要性が指摘されました。

他方で、「カジノ以外の場面でも、類似の議論はなされてきた。例えば、サッカーくじの導入の際も同様の議論があったが、サッカーくじが実際に問題を引き起こしたのか、どれほどサッカー振興に貢献したのかと言った点についても考えるべき」と言った指摘もありました。

 

 

10

 

最後に、田中副会長から閉会の挨拶がありました。

 

いずれのパネリストも単純に賛成・反対しているのではなく、各論点について各パネリストごとの意見がありました。

ご参加いただいた皆さんもカジノに色々な問題があること、色々な考え方があることを知り、カジノの問題が我々大阪に暮らす者自身の問題であることを自覚できたと思います。

本日の討論会については、大阪ブロック協議会のFacebookで動画を配信しています。ご参加できなかった方も、動画を閲覧していただければ討論会の内容を知ることができます。是非、動画を閲覧していただき、カジノに対する問題意識を共有しましょう!!(シェアやいいねもお願いします)

 

Facebookページはこちらです。

https://www.facebook.com/osakaBK/