明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様におかれましては輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素より北陸信越地区協議会に対しまして格別なるご理解ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 
2019年度の北陸信越地区協議会の基本理念は「誰もが挑戦できる未来への希望あふれる北陸信越の実現」のもと、
明るい豊かな地域の実現に向けて運動を展開します。
 
北陸信越地区は2000年代より継続している人口減少や、大雨大雪による自然災害がたびたび発生するなどの課題を
抱える地域ではありますが、北陸新幹線や高速道路などの交通網を中心とするインフラ整備が人口の社会減改善や
災害時の機動性などに効果を発揮しつつあります。また、地域内GDPは増減をくり返す地域がほとんどですが、
雇用状況の改善や北陸新幹線による交流人口の増加など明るい兆しも見受けられます。
 
本年度大きな運動発信の柱としては国土強靭化を実現する社会基盤整備計画の実施と地域経済ビジョンの構築を掲げて活動してまいります。
 
前者としては、日本海国土軸の中間地域に位置し、交通の要所でもある北陸信越地区の各都市間を効率的につなぎ、財政状況に適したコンパクトネットワークを実現する国土強靭化計画を提言し、さらなる経済的発展と災害時の機動性をもたらすインフラ整備を推進することで、持続可能な地域を創り上げていきます。また、後者においても北陸信越地区において経済人会議を開催し、強みである製造業を今まで以上に強化を図りつつ、様々な魅力をもつ北陸信越の特色を国内外向けに発信し続け、整備が進む高速交通網を活かし、イノベーティブで生産性向上に取り組む企業が一層躍進することで地方創造を実現に導く地域経済ビジョンを構築していきます。
 
さらには、これらの運動と公益社団法人日本青年会議所最大の発信の場として2019年は第68回全国大会富山大会が富山県富山市において
開催されます。全国から1万人を超える会員会議所メンバーが一堂に集い、一年の運動の成果を共有してまいります。
この全国大会を富山のそして北陸信越の魅力を全国に発信できるこの絶好の機会としてまいります。
 
そして、2019年度はこれらすべての運動の指針として国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の推進に取り組んでまいります。
このSDGsは2030年までに達成すべき17のゴールを定めています。北陸信越地区もサスティナブルな世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、発展途上国のみならず先進国とともに取り組む目標を指針としてきます。これらは我々が普段住み暮らす地域においても、持続可能なまちづくりを行っていくためには何が必要か、何を目標にまちづくりを行えばいいかの一つの指標となりえます。日本の地方都市においてもこれらをまちづくりの指標としていくことで世界とのつながりが生まれ、世界が進むべく方向性と同調しながらまちづくりの政策を進めることで、今まで以上に地域経済が発展し、人々が安心安全な暮らしをつづけられるまちを創っていくことにつなげてまいります。
また、世界には2500兆円とも言われるESG(環境・社会・ガバナンス)の投資機会が存在し、SDGsを用いたまちづくりを行うことで日本の地方都市においてもこれらの莫大な投資の一部を呼び込むことが可能になります。災害が多いこの地域において国土強靭化と経済発展の両方に寄与するインフラ整備をより一層推進させ、レジリエントなまちづくり、交流人口がより増加し、イノベーション溢れる経済が発展するまちづくりを推進し、真の地方創生を成し遂げていきます。
 
結びに、本年も引き続きのご指導、ご鞭撻、ご協力をお願い申し上げ年初のご挨拶とさせていただきます。
2019年 元旦
公益社団法人日本青年会議所 北陸信越地区協議会