名前:武藤一由(むとうかずよし)さん
職業:武藤治作酒店 店主 HP
JCI歴:2012年入会 / 2016年卒業
主な経歴:2016年理事長 2020年外部監事ほか

生まれてから44年間、青梅に住み暮らし地元愛に溢れている武藤先輩。「地域で子供を守り、年配者を守り、みんな楽しいが地元にしていきたいですね」と言う地元愛とJC愛をお伺いしました。

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――お仕事の具体的な内容を教えください。

武藤:メインは飲食店への卸販売です。日本各地を自分の足で歩いて、自分の舌で、選んだ商品の販売をしています。また、地酒、日本酒、本格焼酎、日本産ワインに力を入れて紹介しています。

――地ビールやお米も作っていらっしゃるとか。

武藤:物作りをしたいという気持ちからです。酒造りはすごく魅力のある仕事で、非常に人に喜ばれる。日本では日本酒は神様にあげるお酒で、自分が日本酒を作るなんておこがましく、一番身近にあるものと考えてまずはビールを作ることになりました。

「国からの発表があったその日に決めました」
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――コロナ渦で、地元で最初に子供弁当を始めたとのことですが、きっかけを教えてください。

武藤:子供弁当に関しては最初にやったという感覚はありますね。日本全体が止まり、学校も止まっていたときに、会社は動いているけど学校だけ止まるって夏休みがずっと続くことと一緒だなと思ったんです。PTA会長をやっていた頃に、お母さんたちは働きに行っていていない、子供は家にいる、そんな夏休み中のお昼ご飯っていうのがすごい大変だということを聞いていたので、国からの発表があったその日に決めました。
嬉しかったのは、お金と同時に手紙が入ってて、子供やお母さんから美味しかったとか、嬉しかったっていう言葉をもらったとき、やった甲斐があるなと感じました。

――さすがの行動力ですね! 武藤先輩が青年会議所に入会したきっかけを教えてください。

武藤:お世話になっている先輩から「来年理事長をやるから入って俺と一緒に活動してくれ」って言われて、ふたつ返事でした。
その昔を遡ると、22歳くらいの頃に同級生がJCメンバーになってから長いこと入会の誘いをもらっていましたが、その頃は消防団に力を入れていて他のことを考えられないと、ずっと断っていましたけど(笑)。

「人を巻き込み、みんなでひとつのものを作り上げるってこと」
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――現役時代、一番印象に残っている出来事を教えてください。

武藤:一番印象にあるのは拡大委員長をやった時ですね。入会して最初に所属したのも拡大委員会なんですけど、今まで付き合いのあった人をどんどんJCIに巻き込んだ結果、10人ぐらい拡大しました。
その年、全例会、委員会みんなで出席しよう。俺たちの委員会だけでも100%行こう、ということをやりました。大変だけど、運営幹事に毎回車を出してもらって、委員会メンバー全員を迎えに行っていました。
終わったときに、最後はやっぱり人間なんだなっていうところに気付かされた。自分でやって気付かされたすごく思い出深い1年間でしたね。

――JCI活動で得たもの、仕事に活かされていることを教えてください。

武藤:まずはパソコンを使えるようになりました(笑)。JCIでパソコン覚えていなかったら、今どうしてるんだろうと思います(笑)。
JCIで学んだことは、人を巻き込み、みんなでひとつのものを作り上げるってことですね。自分でもやれば出来ますが、出来るものは小さいですね。みんなの力をあわせて作り上げたものっていうのは大きいんですよ。何が大きいって、想いが大きいので、やり終わった後の満足感が違う。ひとりでやったものとは、とてつもなく違うものだってことを学びました。

「実は酒業界の大手にはJCIのOBが多くて、日本全国の酒屋さんと巡り会いました」
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――例えばどんな風に活かされていますか?

武藤:仕事でイベント開催なんかをする際に、売り手と買い手、つまり酒問屋・酒蔵と僕、そして消費者を巻き込んで、一緒にイベントを考えるとすごく面白いんですよ。みんな意見が違うんですけど、話し合って面白いことができたときには、JCIで学んだことが活かされているなと感じましたね。

――現役メンバーに、これをしたほうがいいよ! というアドバイスをお願いします。

武藤:ひとつは出向ですね。時間のある限り出向して、世界も日本も飛び回ると勉強にもなりますし、卒業してからすごい武器になると思います。僕は日本出向はしていないのですが、理事長をやったときに関東地区とかに出るので、それで友達になったメンバーもいっぱいいます。
もうひとつは部会に入った方がいいです。現役時代じゃないと入れないので、酒類部会に入ってから日本全国の酒屋さんと巡り会いました。実は酒業界の大手にはJCIのOBが多くて、例えば台風の影響でこの商品がなくなるから今のうちに買っとけとか、そんな裏情報がもらえるのはJCIの部会でしかない。

「卒業してからも集まると必ず現役の苦労話になるし、それがつまみになる(笑)」
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――卒業してからか残っているJCIの財産を教えてください。

武藤:やっぱり一緒に切磋琢磨した仲間ですね。卒業してからメンバーで集まると必ず現役の苦労話になるし、それがつまみになる(笑)。でもそれは一緒にやってきた仲間がいるからで、一生切れない繋がりだと思っています。

――今年度は外部監事とのことですが、現役に期待することは何ですか。

武藤:今、こんな時だからこそ、原点に戻る。東京青年会議所ができた理由を考えて欲しいですね。「新日本の再建は我々青年の仕事である」っていう言葉の通り、今動かないのなら、青年会議所の意味がない。と僕は思います。
今までできたことができないなら、できる中でやれることはいっぱいありますから、常にアンテナ張って。僕だって、飲食店止められてるときに子供弁当ができたんですから。僕ができたんだから、みんなの力を借りれば絶対にできる。

「縦の社会と横の社会がいっぺんに学べる」
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――最後に、武藤先輩が思うJCIの魅力とは何でしょうか?

武藤:ひと言で言ったら「人」。JCIに入るだけで、縦の社会と横の社会がいっぺんに学べる。先輩達も可愛がってくれるし、一緒に戦ってる奴らとも学べるし、後輩ができれば後輩に教えることができる。上の先輩は90歳、下の後輩は20代前半、そんな幅広いところでいろんなことを学べるのが、JCIの魅力ですね。

青梅愛が強いのはもちろん、地域のことLOMのことを誰よりも考えていることが取材している中でビンビンと伝わってきました。現役の自分がもっとLOMをそして地域を良くしなければいけないと思いました。

取材・原稿:小林秀人(JCIあきる野)