会長意見書

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74311771_2499834493435368_1611064978876399616_n1開けた平成はテロや災害が相次ぎ、決して平らかに成るとは言えない30年でした。

多様化する価値観の中で企業や国の競争は激化し、失敗した人は見捨てられる支え合いを喪失した社会に生き辛さを抱いた人は少なくありません。
支えなき社会は、人々を保身に走らせ、権威、権力の前では無力となります。
技術革新等による輝かしい未来がすぐそこまできている一方で、私たちが先送りにしてはならない本質的な課題とは、いかに支えを再構築するかであります。
広がりつつある貧困、排除の構造に歯止めをかけ、人と人が良好な縁で支え合う、失敗に寛容な社会の構築が求められています。

青年会議所は、青年としての英知から社会課題を抽出し、課題解決に向けて失敗を恐れず勇気をもって行動する団体です。
時には困難が目の前に立ちはだかろうとも、情熱を胸に確固たる決意と志を立て、未来を切り拓いていかなければいけません。
そして私たちは、多くの成功と失敗の経験を繰り返して、市民意識の変革と自己成長を遂げるのです。
それは、組織の根底に失敗を寛容に受け止める文化が根付いているからこそ出来ることであります。
時代は今、青年会議所を求めています。
しかし、青年会議所の現状を見てみると会員の減少は著しく、時代のニーズとは裏腹に私たちの存在価値に対する社会的理解は乏しいものです。
私たちは、この現実を素直に受け止め、社会が何を求めているのかを見極める必要があります。
しかし、今という激動の時代を生きる私たちは、ただ闇雲に変革を求めても、その選択が本当に正しいかどうかを判断しなくては満足のいく結果は得られません。
「不易流行」とは、いつまでも変化しない本質的なものの中に、新しさを取り入れて変化していくという考えです。
激動の時代だからこそ、変わらないものに着眼し、伝統を守りながらも社会のニーズを汲み取り進化すること。
それは、青年会議所がこれからも社会に求められる組織として存続するための条件であります。
社会の流行を創造してしまうほどの圧倒的な革新性をもって新時代のムーブメントを巻き起こそうではありませんか。

青年会議所が社会的に正しい理解を得て、その本質的な価値を発揮するために、内発的動機付けによる潜在的エネルギーの好循環を生み出し、自律的な人材を創造する新時代のリーダー育成に邁進して参ります。

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