公益社団法人日本青年会議所 2022年度 新潟ブロック協議会 アクションプラン
(現状と課題)
■新潟ブロックは、豪雨・豪雪災害など多発する地域であり、少子化や首都圏への人口流出による人口減少に起因した地域コミュニティの弱体化が著しい現状があります。また、人口減少に起因した公共交通ネットワークの利便性低下や拠点性の相対的な低下も招いており、地域に対する無関心を生み、さらなる少子化や人口流出の引き金になっており、地域に対する関心を醸成する必要があります。
(目的)
■JCの本質である青年に成長と発展の機会を提供することと、社会の課題を解決することで持続可能な地域を創ることを追求することで、地域の青年組織としてのJCの存在意義を確立し、理念に共感した人財が自然と集う純増体質を実現するとともに、各LOMやブロック協議会がJC運動プラットフォームを確立し、JCの運動が地域社会に幸せを生み出し続ける装置となり、地域が向かうべき未来を確かに見定め、地域に関心を持ち、より良い未来に向かって行動することのできる能動的人財を育みます。
(事業内容)
■ブロックアカデミーを実施し、共通の理念教育システムを普及します。
1)目的:誰もが活⽤できる教育システムを使い、メンバーにJC理念の理解を広げます。
2)事業内容:ブロックアカデミーを実施します。また、各LOMでの理念教育の推進をします。
3)実施期間:各LOMのメイン事業の計画が進められ、入会者の多い2022年2月~8月に実施します。
4)KPI:ブロック内新入会員80%の参加 各LOM役員50%の参加
■理念を行動として体現するための成功事例と組織改革成功事例を共有します。
1)目的:各LOMの成功事例の情報格差を無くし、各LOMがより理念に忠実な運動を展開できるようになります。
2)事業内容:gian pocketを使って情報共有を行います。また、ブロック褒章事業の実施とJCI AWARD申請の推進を行います。また、生産性向上と高速PDCAサイクルについての事例を調査、研究し、各LOMと共有します。
3)実施期間:情報共有は、各LOMのメイン事業の計画が進められる2022年3月~8月に実施します。
4)KPI:ブロック内全LOMがgian pocketで情報共有 ブロック内全LOMがブロック褒章事業にエントリー
5)得られる効果:LOM毎での情報格差を無くし、各LOMの生産性が高まり、達成度の高い運動を展開できるようになります。
■LOMの拡大支援を実施します。
1)目的:ブロックとLOMが連携しそれぞれの目標に対して会員拡大が成功している状態になります。
2)事業内容:各LOMと拡大進捗状況を共有し、成功事例共有とともに課題解決に向けた環境整備等の支援を行います。
3)実施期間:各LOMの拡大運動が活発である2022年1月~6月に実施します。
4)KPI:ブロック内で250名以上の入会
5)得られる効果:各LOMがより多くの理念に共感した人財を集め、JC運動を最大化することができます。
■各LOMが持続可能な地域を作るための単年度を超えた中期ビジョン策定の推進と支援をします。
1)実施に至る背景:JCが各地で唯一無二の青年組織となるには、地域の課題を明確に見出し、効果的かつ継続的に解決に向けた運動をする必要があります。
2)目的:各LOMが地域のあらゆる可能性探り、向かうべきビジョンを描き、より良い未来を実現するための礎を築きます。
3)実施期間:2022年1月~6月の上半期に実施し、各LOMが次年度以降に反映して取り組めるようにします。
4)事業内容:中期ビジョン策定のためのセミナーを実施し、各LOMでの策定の支援をします。また、各LOMが策定した中期ビジョンをブロック内で共有します。
5)KPI:ブロック内全LOMが中期ビジョンを策定
6)得られる効果:各地域の抱える課題を明確にし、向かうべき未来を描き、効果的かつ継続的なJC運動を各地で展開することで、JCが各地域で青年組織としての存在意義を確立します。
7)パートナー:JCI日本 ビジョナリーシティ会議 新潟県 新潟県内各市町村
■選挙における公開討論会の実施、推進、支援をします。
1)実施に至る背景:若年層を中心に政治参画意識が低下しており、当事者意識の醸成が必要です。
2)目的:県民が政治へ参画することの重要性を理解し、当事者意識をもって政治参画します。
3)実施期間:新潟県知事選挙をメインに、多くの選挙が行われる2022年4月~11月に実施します。
4)事業内容:政治参画の重要性を認知し、公開討論会の有用性を学ぶ機会を提供します。また、公開討論会は県内各大学生と協力し実施します。
5)KPI:開催される選挙への100%の支援
6)得られる効果:県内の若年層の政治参画意識を向上させ、地域に対する当事者意識が醸成されます。
7)パートナー:JCI日本 国民の幸せを守る委員会 新潟県 新潟県内各大学
■新潟ブロックコンファレンスを実施します。
1)実施に至る背景:ブロック協議会と各LOMが連携し、より良い運動を展開する契機として、メンバーが2022年度におけるブロック協議会の方針・運動内容を理解し、年間の活動の指針となる場を創出する必要があります。
2)目的:メンバーにブロック協議会の方針・運動内容を理解してもらいます。
3)実施期間:1年間のブロック協議会の運動を周知するために2022年1月に実施します。
4)事業内容:メンバーが一堂に会することのできる場を設営し、ブロック協議会やブロック協議会設置委員会の年間方針を共有します。
5)KPI:各LOM40%以上の参加
6)得られる効果:メンバーが2022年度におけるブロック協議会の方針・運動内容を理解し、ブロック協議会と各LOMの連携がなされ、より良い運動の展開の契機となります。
7)パートナー:各LOMメンバー 新潟県(来賓) 関係諸団体(来賓)
■新潟ブロック大会を実施します。
1)実施に至る背景:より良いブロック協議会実現のため、ブロック協議会の1年間の運動展開の達成度や改善点をメンバーとともに振り返り、各LOMが各地域の課題解決に向けた意識向上を図り、持続可能な組織として次年度に引き継ぐ必要があります。
2)目的:ブロック協議会および各LOMの運動や学びを共有し、次年度体制の発表、引継ぎ会を実施することで、ブロック内の連携を次年度に引き継ぎます。
3)実施期間:ブロック協議会の運動が完結する2022年10月
4)事業内容:ブロック協議会設置委員会によるフォーラムの実施、褒章事業の実施、次年度ブロック協議会体制の発表を行います。
5)KPI:メンバー500名以上の実参加
6)得られる効果:メンバーが理念に基づいた運動の効果を認識し、次年度以降も継続的に地域の課題解決に効果的なJCの運動が各地で展開されます。
7)パートナー:各LOM
■会員交流スポーツ大会の実施
1)実施に至る背景:ブロック協議会と各LOMが連携し、より良い運動を展開する契機として、メンバーの交流を促進する必要があります。
2)目的:スポーツを通してメンバー同士の交流を促進します。
3)実施期間:気候が良く、交流することで各種事業での連携や参画意識が高まることを狙い2022年3月~6月に実施します。
4)事業内容:各種スポーツ大会(野球、サッカー、バスケットボール、ゴルフ)を実施します。
5)KPI:年間4大会の実施
6)得られる効果:メンバーの交流が深まり、ブロック協議会と各LOMの連携が高まり、各事業や大会への参画意識が向上します。
7)パートナー:大会主管LOM 開催自治体(会場協力) 関係諸団体(審判等派遣)