『リデザイン』未来への共感が織りなす愛と情熱溢れる幸せな近畿

まちへの熱い想い!輝く人財インタビュー

①

今回お話しを伺ったのは、滋賀ブロック協議会副会長を担う夏原大輝君です。入会されて3年目での副会長という役職を担われており、LOMでは昨年度・本年度と広報やブランディングの委員会に所属されています。JCでの学びを会社の成長につなげてこられた会社で働かれており、今回はJCに対する原動力やJCでの学びを社業へ活かす際のコツ、ブランディングについてお伺いしました。インタビュアーは近畿地区協議会ブランディング戦略委員会の岸本副委員長が務めました。

 

~JC に入会されたきっかけとJC の意義~

夏原 父もJCをしていまして、JCの事業にも子どもの頃から参加をしておりました。JCの存在自体はよく知らなかったのですが、「いずれそういった団体に入らなアカンねやろな」というのが父を見ていて小さい時からありました。4年前まで違う会社にいたのですが、父の会社に戻ってきた時にすぐに勧誘があり、入会をしました。何もわからずに入ったという状態ですね。

 

岸本 私のLOMの中にも「昔からJCの事業に参加していた。」という方がいらっしゃって、小さい時から事業に参加してJCというものを意識づけることも将来の入会につながる非常に大事なことだなと感じました。ちなみに、会社に戻ってこられたのは親からの声掛けがあったのですか。

 

夏原 父は「いずれこっちに帰ってきたらええんちゃうか」という感じでした。前職が京都で仕事をしておりまして仕事が非常に楽しくなり、帰るタイミングがなかなか無かったのですが、結婚して子どもが生まれたことをきっかけに自分の判断で父に会社に入れてほしいと頼みに行きました。

 

岸本 そうなんですね。会社に入られてすぐに何もわからない状態でJCに入会されたと言うことですが、現在副会長もされておられます。JCをする意義やJCに対して前向きになったキッカケなどがあれば教えて下さい。

 

夏原 まだ入会して3年目で、入った当初は「何をしている団体なのかな。」という感じだったのですが、変わったキッカケは昨年度委員長を経験したことですかね。総務広報委員長をさせていただいて、修練を課されて成長していくのかなとはふんわりとは思っていたのですが、JCってよくできているなと実感した1年でした。個人的には修練に対して自分が頑張ってどんどんやっていこうと思っていたのですが、やっていくうちにどうやらそれだけじゃないなと感じました。やはり1人じゃ何もできないんですよね。修練には奉仕と友情がうまく組み合わさっていて、どれか1つ抜けても成長につながらないしJCに入った意味もないなと思った時に自身の成長もついてきましたし、周りの信頼もついてきましたね。今年度副会長をさせていただいておりますが、そういったお声がけをいただけたのも早めにそういったことに気づけたからだと思います。

 

岸本 私も入会してすぐに言われたのは、「卒業するまでに委員長までは経験をした方がいい。やる前とやった後では全然JCの見え方が違う」ということでした。修練・奉仕・友情の三信条がしっかりとそろった中で活動することでJCの本質が見えてくるということですね。

②

~副会長という役職とやりがいについて~

岸本 今年度は副会長をされておりますが、副会長を経験できる方は少ないと思います。副

会長という役職について、またそのやりがいについて教えて下さい。

 

夏原 昨年委員長をさせていただきましたがその時はどちらかというと上を見ていましたが、ブロックに出向し役職が上がると景色が変わって、副会長は組織図的に下を見ていかないといけないですし。ブロックの委員長を導くことだけではなくて、ブロックとして滋賀県全体のことも考えて指導したりアドバイスしたりしないといけないと思っていますし、背中も見せていかなければならないと思っています。実は、始めに怒られたことがありまして、「まだ入会3年目なんで何も知らないです」と言ったことに対して監査から「あんな恥ずかしいことを言うな。何年目とかは関係なく、副会長なのだから副会長としての役割をきっちりと担い、堂々とやりなさい。」と言われました。確かにそうだなと感じましたね。自分でハードルを下げていることはしょうもないことですし、与えられた役ならそこはしっかりやってこそのJCです。無理してでもその役職に見あうように頑張ろうとするから成長できるのかなとも思いましたね。

 

岸本 役職を演じるって言いますよね。

 

夏原 本当によくできていますよね。その役職に見あった力はないんですけど、不思議と1年が終わる頃にはそれらしくなっているというか。それが成長なのかなと思います。

 

~強いおもい「志」について~

岸本 会社のトップメッセージに「強いおもい(志)」の大切さが述べられています。夏原副会長が現在もっているJC やまちに対する強いおもい、もしくは人生における志について教えて下さい。

 

夏原 会社のトップメッセージは父の言葉ですが、最初はあの言葉の意味があまりわからなかったんです。今では父のトップメッセージにはかなりJCが影響していると思います。実は会社のシステムもむちゃくちゃJCなんです。聞くと、父がJCを卒業したあたりから一気に会社のシステムが変わっていったらしく、それが今の会社の体制になっているそうです。私の志と言いますか軸になっているのは、会社をやっている中で従業員の方もたくさん働かれていて、それだけの雇用もあり、今後も雇用を生んでいかないといけない。JCをやっている人間には責任があると思っています。「それぞれが会社の看板を背負って入ってきており、看板に泥を塗ってはいけないのでどんなに苦しくてもやり遂げなければならない。」と思っています。命がけでとは言わないまでも、1番苦労して身を削ってでも会社のために地域のために成長しないといけないですし、貢献していくことが責任だと思っています。父も言っていますがおもいの部分ですよね。強いおもいがないと人は付いてこないですし、人としての魅力も出てこないので、そういった強いおもいは持ってJCも仕事もしていきたいなと思います。

 

岸本 2代目や3代目の方とお話をしていると、親から引き継いだ会社を今後守っていかないといけない。衰退させることなく発展させなければならないというおもいは自身で起業された方とはまた違ったプレッシャーがあるとも私はよく聞きます。

 

夏原 そうですね。それはあると思いますが、実は私個人としては楽観主義な所もあってそれほどプレッシャーには思っていないです。クヨクヨ悩んでも自分がやるしかないだろうと考えて、それなら失敗してもいいからがむしゃらにやろうと考えます。JCでも私はLOMやブロックでもすごくいじられまして、全てをさらけ出しているんですよね。どれだけ恥をかいてもいいので全てをさらけ出しています(笑)。自分が成長できるためならプライドなんて全くないので、しっかりと学ばせてもらいたいなと思っています。

 

岸本 それができるのもJCだからこそかもしれないですね。

 

夏原 本当にそれは思いますね。

 

岸本 JC以外でそれをしてしまうと社会的な立場もありますからね。

 

夏原 そうですね。会社でもあまりヘラヘラしていられないですしね(笑)。JCに入ってどうせしんどい思いもするなら、こちらもJCを精一杯活用して自身の成長や会社の成長につなげられたらと思いますね。

③

~JCでの学びの活かし方~

岸本 会社に関しては太陽光発電や蓄電池、半導体など日本の目指す方向と一致した企業であるなと思いながらHPを見させていただきました。

 

夏原 創業から半導体がメインで、設計や組立など半導体が8割くらいの会社ですね。

 

岸本 現在は半導体不足になっていて、これからの社会にとって必要不可欠な会社だなと思いながら本日は来させていただきました。

 

夏原 必ず必要になってくると思っています。ただ、うちの会社自体は祖父が立ち上げて、その後父が引き継いで急成長をしましたが、今頭打ちになっていると感じています。JCの仕組みになっているというお話もさせていただきましたが、父が経験してきた30年くらい前のJCの仕組みだと思っています。JCが先を見据えて変化をしていくようにこれからは我々の時代だと思いながら、あぐらをかかずにしっかりとやっていきたいなと思っています。

 

岸本 JCでの学びを社業に活かすというお手本のような会社ですね。

 

夏原 しっかりと活かしていきたいと思いますね。ただ、JCを活かしすぎて始めは社員がなかなかついてこなかったらしいです(笑)。

 

岸本 それは当時、反発もあったということですか。

 

夏原 私がJCに入る前にうちの会社から3人JCに入っていまして、誰かが抜けると誰かが入るようになっており、今は弟もJCに入っています。確かに、JC出身者はみんな仕事ができる人になるんですが、その反面熱すぎるようです。JCで成功したことをそのまま会社でポンッとやると、人がついてこなかったりするようで、そこはJCで経験したことが100%正解と考えるのは違うのかなと考えています。自身の会社に合う、合わないということをよく考えながら活かしていくことが必要ですね。

 

岸本 その辺りがうまく運用できるかどうかというのも仕組みだけのことではなく、JCで学べる部分かもしれないですね。

 

夏原 そうですね。物事の考え方や進め方は本当に勉強になりますね。言葉の使い方や所作もそうですし、人前で話すこともJCに入って変わったねと言われますね。出向をすると特にですが、明らかに自分より上の人と出会えますよね。中島会頭の会頭訪問が以前ありまして、少しお話させていただいただけで「すごいな。なぜそんな風に話せるんだろう。マネしたいな。」と感動しまして、JCに入らないとなかなかお出会い出来ない方ですし、そういった経験が非常に勉強になりますね。

④

~地区大会に参加されて~

岸本 担当する委員会で地区大会のブース出展をしていただいておりますが、地区大会で感じられたことをお聞かせください。

 

夏原 私はJCI彦根なので、昨年彦根の地で地区大会を開催させていただきましたがコロナの影響で式典だけになってしまいました。入会がちょうどコロナの時期だったこともありフェスと言いますか、ブース出展は初体験でした。式典などもしっかりと計画をされていて非常に学びのあるものなのですが、ブース出展には議案上で見える以上の意味があるのだなと体感できました。もちろん滋賀県からも多くのメンバーが参加して「久しぶりやな」と交流もできましたし、JCには必要なことだなと思いましたね。学びでもありますし、楽しみでもあるなと感じることができて、非常に良かったです。

 

岸本 JC同士の交流にもなりますし、地域の方ともふれあう機会になりますよね。

 

夏原 「その地域がどんなところなんだろう」と、その土地のことを学べますし、ふれることができますよね。

 

岸本 中山会長もリアル開催に対して強いおもいを持っておられましたが、その部分は伝わったでしょうか。

 

夏原 伝わりましたね。今までできていなかったことなので本当に良かったです。コロナをいつまでも気にして生きることやできることと考えていたのが、地区大会のような大会をバンっと行うことによって、そういう時代でもないのかなと意識を変えられるきっかけになりました。

 

~ブランディングについて~

岸本 LOMでは昨年総務広報の委員長をされて、本年度も広報ブランディング委員会に所属されております。近畿地区協議会の行っているSNSを見た感想とLOMで広報やブランディングとして工夫されていることがあれば教えて下さい。

 

夏原 昨年LOMでSNSに力を入れて取り組み、始めはフォロワーが500人くらいだったのですが、最終的には2200人まで増えました。その過程で何が大事かと勉強をしていきました。ちなみに地区のSNSの発信はJC関係者に向けてだけですか?

 

岸本 対外も意識はしています。ただ、事業などを記事にしていくとスーツ姿の人がそろった集合写真になりがちですね。

 

夏原 やっぱりそうですよね。

 

岸本 実は委員会の中でもそういう写真はやめようかという話もあったんですが、JCとして発信をしていく中で、なかなか難しい部分もあるなという話になりました。

 

夏原 昨年「いいね」数などを分析していくと、JCっぽくなければない写真ほど評価が高いんですよね(笑)。その中でもバランスが合うところがありまして、スーツを着ているけれども一般の方が気になる写真であるとか撮り方であるとかがあるので、分析は大事ですね。例えば、地区の最新の投稿などを見ていると全員が写るように引きで撮っていますよね。あれはあまり良くないと思います。JCの方は全員で集合して引きで撮る方が多いのですが、真剣な表情や楽しい表情など1番大切な人の表情が撮れていないんですよね。そこにいる人の感情が伝わるような動きのあるものが発信できると多くの方に見ていただけましたね。

 

岸本 地区のSNSも今年度フォロワーを増やしてきましたが、大きな事業も終わってしまいこれからどのような内容を投稿するかという中で、表情に焦点を当てた写真は意識したいと思いますし、JCI彦根のSNSも参考にさせていただきます。

 

夏原 こちらからインスタをしているLOMへのフォローも行いましたね。そうするとフォローが返ってくるので、まずはJC同士がフォローしあって共に学びながら発信力を高めていくことも大事かもしれないですね。

 

岸本 今年度は残り少ないですが、反映できることはしっかり反映していきます。

⑥

~彦根のまちの魅力について~

 

岸本 本日の取材ですが、少し早く着きましたので私は近江ちゃんぽんを食べてから参加させていただきました。京都で仕事をされていた経験もあるということで、彦根以外のまちも経験された中で感じる彦根のまちの魅力について教えて下さい。

 

夏原 今の立場でお話をさせていただくなら、やはり彦根城です。世界遺産登録推進の動きを市全体でしておりまして、2025年の登録を目指しています。彦根城だけではなく周辺の魅力も高めながら世界遺産登録を目指しているのですが、彦根はお城や神社など自然と伝統文化が調和したまちです。決して派手なまちではないですし、工場や会社などが多く彦根に住まずに通勤される方が多いので動きの多いまちでもあります。そのため元々ある魅力がPRしきれていない部分がありますね。彦根城の世界遺産登録によって、周辺の魅力にも気づいていただき、そのことによって彦根というまちのブランドも上がるのではないかと思います。

 

岸本 世界遺産登録によって観光客が増え、さらに交通の便がよくなっていく可能性もありますね。また働く場所が多くあるために、彦根に住まれなかったとしても滋賀県全体で見た時には、滋賀県の定住人口増には大きく寄与しているまちなのかなとも感じました。

 

夏原 JCI彦根でも住む人・暮らす人・働く人が誇りをもてるまちにしようとずっと言っていまして、その誇りの1つが彦根城の世界遺産登録かなと思っています。彦根って何もないねって思わずに、「彦根と言えばあそこやね」と誰からも言ってもらえるようなまちにしていきたいねという話をしています。

 

岸本 私たち取材班もこの後ぜひ取材に行きたいと思います。本日はありがとうございました。

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