3月がスタートし、残りが10か月となります。京都ブロックは11月ですべてのファンクションを終えるので、実質残り9か月です。また、内部監査等の仕組みに対応するためには9月ですべての事業を区切りとしなければいけないことを考えると残り7か月となります。そのために予定者段階でしっかり準備したと思っていたものの、やはりいろんな人が集まる会議で意見交換をする中で、すんなりと理解をしてもらえないケースもあるというのが実情です。社会情勢もあってコミュニケーションが限定的でアイデアが浮かびにくいというのもあるかと思いますが、社会や地域をより良くするためにはやはりいろいろな方法を駆使して行動するしかないと実感しています。

 さて、2月終盤にロシアがウクライナに侵攻を始めました。どちらの国にもJCIに加盟するメンバーがおり、心が痛みます。そして、世界平和を願う同志がいることを再認識しました。中島会頭が発信されたメッセージを引用しますが、私たちは、「人類の兄弟愛は、国家の主権を超越する」というJCIの信条に忠実でなければなりません。状況を偏った情報で見ることなく何かできることを考え、行動したいと思います。

 そして、先月に引き続きオミクロン株によって、様々な部分で社会が機能不全になっていることを感じます。本当に医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆様には頭が下がります。自己防衛を通じて、感染抑制を引き続き心がけたいと思います。お子さんをお持ちのご家庭で感染拡大が広がっている実状で、すぐそこまで感染が広がっており、私の経営する会社の営業所でも罹患者が発生しました。そこでリーダーとして素早くどのような判断が出来るかということを改めて感じます。幸い、今のところ感染が社内に広がっていることはありません。危険予測と初動の大事さとリーダーの心構えは青年会議所で学んだところが大きいです。

 2月には中島会頭に全国に先駆け京都ブロック会頭訪問でお越しいただき、理事長とコミュニケーションをはかっていただきました。何のために運動をするのか、それぞれの役割、仕組みを参加者が理解する機会になったと思います。社会環境がまだまだ集まる事に抵抗がある中ではありましたが、出来るだけリアルにこだわり各理事長の理解を得てハイブリッド開催にさせていただいたことで会頭に運動を起こすための背中を押す金言をいただけたものと思います。

 そして、その勢いのままにブロック会長訪問を開催していただいています。各地LOMのご要望に応じて構成を考えるのは私自身学びになっていますし、改めて理念を意識することができ、それを各地で伝えています。未来カルテやリーサスを活用し、データから浮き彫りになる京都各地の未来図をお伝えしながら、少なからず課題のあることに対して各地のメンバーが行動に移すきっかけになれば幸いです。

 3月は動き出した推進議案のKPIをいかにクリアしていくかが大事な月になってくると思います。各委員会が審議通過したからと油断することなく、私自身がメンバーとコミュニケ―ションを取りながら、成果を生み出していきたいと思います。今月も素晴らしいストーリーが生まれることを信じて。

 さあ、ストーリーを描こう!

2022年3月1日

京都ブロック協議会

第50代 会長 中山 良