【DXをどう進めればいいのかがわかる! 第2回は4月26日 19:30~!】
3月30日、財政規則審査委員会主催の第1回DX推進セミナーをZoomを用いたオンラインセミナー形式で開催しました。
本事業は事業パートナーとして、Sazae Pty Led.(株式会社Sazae Japan)様にご協力いただいております。
第1回目となるセミナーでは、情報経営イノベーション専門職大学 准教授 桐谷 恵介 様より、DXとはなんぞや?というところから説明をいただきました。
「DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、デジタルで変革することです」
という冒頭の説明で理解できた方はいらっしゃったでしょうか。なんだか抽象的だなあと感じた方が多かったのではないでしょうか。
定義が曖昧でありながら、権威付けする専門用語や人目を引くキャッチフレーズをBuzzword(バズワード)といい、コンピューターの分野でよく使われます。
DXはよくわからなくて当たり前。従来言われていたユビキタス、IT、IoTと同じように、定義がはっきりしていない便利な言葉です。
という説明を受けて、少し理解が進んだかもしれません。
講師が強調されたのは、DXにはITシステムやツールが必要なのではなく、デジタルを用いた改善活動全般のことを指すことです。
とはいえ、イメージがわきにくいもの。
そこで、実際に実社会でのDX導入について例示いただきました。
農業、公共交通機関、医療・介護といった、規模が大きな分野から、
プロサッカーチーム、ヤマト運輸のLINE公式アカウントまで。それぞれが、違う規模・目的でDXを導入しています。
使う”道具(ツール)”のことをDXというのではなく、道具によってもたらされる「変革」「活動」のことをDXと言おう。
DXは定義が曖昧なので、一目でわかりやすい”道具(ツール)”に注目されやすく、DXを導入するとなると「道具論」に陥りがちという話をされていました。
私たちが行っている青年会議所活動も、時には目的を見失いそうになり、みんなで議論をして軌道修正することがあります。
DXも、まずは自分たちで定義と目的を明確にして共有することが大切とのことでした。
DXを導入することを目的にするのではなく、自社や組織の何を改善したいか、改革したいかということを考えて、適切な”道具(ツール)”を選択・導入する。
DXを改善や改革を進めるためのキーワードとして使いましょう。
では、具体的にDXをどう進めていけばいいのか・・・?
次回、第2回DXセミナーにご期待ください。
第2回DXセミナー
日 時:4月26日(火)19:30~
開催方法:ZOOM(URLは別途共有させていただきます)
- 中山会長自身の経験から、DXの必要性について語られました。
- 担当委員長の尾松 大士君。DXに取り組まれている僧侶でもあります。
- 司会は担当委員会副委員長の松野 半君。お疲れさまでした。