地域の魅力をあまねく発信する委員会では、四国内にある27つの青年会議所すべてからドリームシートをいただき、集められた四国地区内の様々な情報を対内外に向けて発信するため、ドリームシート集計後、取りまとめたデジタル冊子を作成しました。

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ドリームシートの取りまとめデジタル冊子を作成した背景とは

Q.なぜ、地域の魅力を発信するべきなのか。

A.昨今、2002年をピークに四国お遍路を回る方々が減ってきており、新型コロナウイルス感染症拡大により一層四国に来られる方が減ってきております。また地方の少子高齢化で後継ぎがおらず、四国での魅力ある観光資源・文化・伝統が失われつつあります。

私たちは今一度、1200年続いてきた四国お遍路や四国の今まで当たってこなかった新たな魅力ある観光資源・文化・伝統を多様な視点から再発掘し、質的価値の高い地域資源をブランド化し、その独自の魅力を世界に広く発信することで地域と産業の活性化につなげていく必要があると考えたからです。

 

Q.委員会が目指す夢とは

ドリームシートを活用する中で四国地区にある魅力ある観光資源・文化・伝統をあまねく世に知らしめることができている未来が夢です。

 

取りまとめた後に気づいたこと 

気になっている四国地区内のドリームシートを事前にピックアップし、まわりの景観などを気にしながら委員会で歩いてみました。感じることは人それぞれ。実際に歩いてもらうことで自分の街の新たな魅力や課題を発見するきっかけとなりました。

 

委員会が見た各4県の気になったものとは

 

香川県

・瀬戸内海に面した美しい浜辺や松原、里山の景観があり、四国88カ所巡礼の最終寺の86志度寺、87長尾寺、88大窪寺がある。 無料で楽しめる大き目のキャンプ場がたくさんある。

・750枚以上の大小の水田が重なり景観が良いが、古い空き家が地域に目立っている。

・なぜ街の真ん中にここまで広々とした日本庭園が残っているのか。

・なぜ、坂出市に国宝の神社があるのか。

・香川県内でも有数の観光地。

・父母ヶ浜の海と浜辺の景観資源を中心に様々なお店の出店が増え、県外からも多くの人が訪れている。

 

愛媛県

・海と山の両方がとても近い。紙産業が盛んであり多くの企業がある。高知への土佐北街道の起点であり、伊予街道で徳島へ繋がり、東西は松山高松の中間地点でもある、四国の主な街道が交わる交通の要衝として、かつてどのような街として機能し、どのような発展を遂げてきたのか、ユニークな歴史が隠されているような気がする。

・住友鉱山と共に繫栄し、同時に様々な社会問題を解決していった。

・山が荘厳。

・波止浜塩田で繁栄した八木亀三郎邸をはじめとする歴史建造物や世界に誇る造船産業を目の当たりにする造船長屋の波止浜湾。

・道後温泉と松山城の圧倒的なインパクトを感じた。また、街を歩くと若い学生の姿をよく見かけた。観光地と生活拠点の距離が短いこともあり、歴史文化財、山や海といった自然資源が市内電車をはじめとした公共交通機関を活用することで短い移動時間で同日中に味わうことができる。だがしかし、新しい施設や店舗などが建ってはいるが、未だ整備の行き届いていない道路の路面や通りがある。

・12月になると山がみかんのオレンジ色になり、事務局は菊池清治さん(初めての八幡浜市長の家)の家が事務局となっている。

・古い建物と新しい建物が調和し、城山を中心に緑に囲まれた城下町。

 

高知県

・高知市内の大橋通り商店街を歩くことでそこで住み暮らす人や歴史、経済の流れなどが気になった。

・小さな商店を含め地域にたくさんの価値があるんだなと思った。

・人が少なく観光的な意味ではなく地域の人と自然が共存している。

・山が見え、川が見え、海が見え、自然に富んでいる。今後港や高速道路網の整備によって、物流・レジャーにおいても大きな可能性を秘めている。

・この自然豊かな地域に住み暮らしてきた人々によって、どのような歴史が築かれてきたのか興味が沸いた。

・認知度の低さが課題となり勿体ないと感じた。

 

徳島県

・中心街には新しい建物もあるが、高度成長期に建てられた昭和レトロあふれる建造物が多い。また、阿波踊りのような古くからの文化はもちろん、徳島を代表する名山「眉山」のふもとにはたくさんの神社やお寺がある。

・海も山もあり、農業も漁業も盛んである。 旬の野菜はもちろん、勝浦市や上勝町で採れるゆず、ゆこう、すだちといった特産の柑橘類、和田島町のしらす、小松島漁港で水揚げされるハモも有名。

・青色発光ダイオードで有名な日亜化学工業があるため、産業という面ではやはり注目を集めている。また、四国の最東端なでの日の出がとても綺麗。災害に強かった事で古くからの 神社や寺が残っているのではないか。

・恵まれた観光資源やロケーションの良い公有の遊休地などがあるのになぜ利用しないのか。

・自然が豊かである。三好長慶の生まれ故郷がある。歴史ある神社仏閣が多い。

・住宅街から一歩奥に入れば、山林や川沿いの自然豊かな情景を見ることができる。

・にし阿波の急傾斜の活用を誰がしようと考えたのか。

 

27LOMの理事長をはじめとするメンバーの皆様、ドリームシートにご協力いただき誠にありがとうございました。

 

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