どの LOM も会員数の減少が課題と考えられます。特に 20 代と女性メンバーの比率はどの LOM も少ない傾向にあります。持続可能な LOM の組織を考えると、このままでは消滅 してしまう LOM が出てきてしまうと考えられます。しかし、例会の開催やメンバーの出席率を考えると、組織の質を向上させ、魅力のある組織にすることによって、会員減少に歯止めをかけることができると考えられます。
我々が住み暮らす愛媛県は、四国の北西部に位置し、東は香川・徳島の両県、南は高知県に隣接してい ます。また、北は瀬戸内海を挟み、しまなみ海道で結ばれた広島県、西は宇和海を隔てて大分県と向か い合っています。また、県内を大きく 3 つの地域に分け、県東部を東予、県中央部を中予、県南部を南 予と呼び、それぞれの地域には独自の文化や観光資源が多くあり、心の底から湧き上がる郷土愛が存在 しております。しかしながら、若者の地方から大都市への流出は止まる気配がありません。若者の流出 は、人口減少のみならず、その地域社会や経済全体に影響を及ぼします。愛媛で生まれ、育った子供た ちが、故郷で夢を描き、そして青年になり、その夢を自らの手で叶えることができる。そんな夢溢れるまちに私たちはしなければなりません。
なぜ若者の多くは大都市に自分の夢を描き旅立っていくでしょうか?私たちのまちに夢はないのでし ょうか?それは違います。私たちが大都市に負けない夢を語っていないのです。そのようなまちに若者 が夢を描くことはできません。 2023 年度の愛媛ブロック協議会の運動は JAYCEE と若者が、自分たちのまちに夢を描くことのできる ような事業を展開して参ります。そして、ブロック協議会と LOM の連携を密にします。私たち JAYCEE が故郷の魅力を再認識し、ここにしかない。ここでしかできない夢を一人ひとりが熱く語る。その姿は LOM に伝播し、まちへ、そして愛媛全体に広がります。そして、夢を語る青年たちの背中を見て育った 子供たちは、必ず自分たちの故郷と未来に夢を描きます。夢という言葉をキーワードに好循環が生ま れ、持続可能な愛媛を創造して参ります。