c5885eb1ed889d2dba3036bd73641b946_4620693218541320400_200209_00242020年2月8日、公益社団法人 日本青年会議所 東京ブロック協議会が主催する『JC WORKS 2020』にて『〜マスト防災24〜』が開催されました。

突然ですが、皆さん「死」について考えたことはありますか?

災害はいつ起こるかわからず、1995年の阪神淡路大震災では6,432名、2011年の東日本大震災では15,899名(2019年12月10日時点)の方が犠牲になっています。自然の力に人は無力なもので、災害が起きてしまえば抵抗できずに被害を受けてしまう可能性があります。私もこの事業に参加するまで「死」についてまでは考えていませんでした。

IMG_0170ワークショップでは、まず、2つの問題が出題されました。

①あなたは母親(父親)です。大地震後、小学校へ行っている我が子を迎えに行くが、途中で人が生き埋めになっているのを発見。他に人はいない。しかし、我が子も気になる。まず目の前の人を助ける?
→YES(助ける) or NO(我が子優先)

②あなたは海辺の集落の住民。地震による津波が最短10分でくるとされる集落に住んでいる。今、地震が発生。早速避難を始めるが、近所のひとり暮らしのおばあさんが気になる。まずおばあさんを見に行く?
→YES(見に行く) or NO(行かない)

あなたはどちらでしょうか?

IMG_0169私のいたテーブルでは①でYESが5名、NOが2名、②ではYESが1名、NOが5名という結果でした。それぞれの主観によって想像される状況や人が違うことで異なる答えが出ました。

①は、我が子は学校でしっかり保護されているだろうから目の前の人を助けるという理由や、緊急の通報で報告するから家族を優先するという理由。

②では、10分で到達なら自分の命が優先という人が大多数。見に行くと答えた人は、隣に住んでいるおばあさんを想像し一緒に避難する選択肢を選んでいました。人の答えと理由を聞くことで、新たな気付きがありました。

IMG_0183続いてDEATHカッション(デスカッション)。

まず、自分の一番大切にするのは何か考えてみてください。
家族や仲間、ペット、家、お金、車など。私のいたテーブルでは「自分の命」という意見が多くありました。

では次にそれを守るためにはどうするか考えましょう。
生命保険、遺言、健康、自宅や会社の災害対策、などなど。

このデスカッションの目的は「災害対応に正解はない」ことを認識することです。

IMG_0187東日本大震災から9年が過ぎ、災害の記憶が風化していませんか?
かくいう私も、長時間の揺れとその後の輪番停電で不便になった記憶があるくらいで「死」に直面はしていません。

死んでしまったら何も残らない。では、どうするか?
命を守るためにできること、ぜひ、家族や会社で話し合い、危機意識を持って防災について考えてみてください。
日頃から災害について考える一歩が、自分や大切な人たちの命を守ることに繋がるのです。

Text by Yuuki Shimizu(JCI KOKUBUNJI)