過去を恐れず未来のために行動する山梨の創造

基本資料

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新しい時代の幕が開いた。おそらくこの先には誰にも予測できない世界が待っている。
しかし、私たちは過去に縛られず未来を恐れず、はじめの一歩を踏みだそう。
そのために青年会議所があるのだから。

【はじめに】
ここ近年、社会は変化の速度を上げています。急速にデジタル化が進み、特にインターネットの普及
とスマートフォンの登場が私たちの社会を大きく変化させています。個人から情報発信ができるように
なり、FacebookやLINEなどのいわゆるSNSツールが登場し、新たなコミュニケーション
の形を生み出しました。かつては「知る人ぞ知る」ことが価値を生み、各分野の専門性が担保されてい
ました。しかし、情報のオープン化は、世界中の人に専門知識を与え、多くのものを一般化(コモディ
ティ化)させ、産業構造を変化させました。そしてデジタル化によって蓄積された「ビッグデータ」は、
「AI(人工知能)」を進化させ、私たちの生活を変えています。大きな社会変化の渦中での「令和」
への元号の移行は、「本当に新しい時代を迎えるのだ」というメッセージとなり、私たちに大きな区切
りを感じさせると同時に新たな挑戦への決意をもたらしました。
「社会の縮図である」と言われる青年会議所も新しいフェーズを迎えたと実感します。「新日本の再
建は我々青年の仕事である」との信念から、日本の経済発展と戦後の荒廃した日本を国際舞台への復帰
をけん引した時代がフェーズ1だとすれば、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と呼ばれた日本の高度
経済成長期から平成まで、青年会議所運動が「青年の学び舎」として拡大し続けたのがフェーズ2。そ
して、日本の企業数が減少に転じ、いわゆる2代目・3代目と呼ばれる人が減り、新たに起業家や個人
が増えた「今」がフェーズ3「JC3.0」であります。
JC3.0時代に青年会議所がやるべきことは、過去にとらわれることなく、常に新しい知識を学び、
常に新しい技術を活用し、「成果」を残していくことだと思います。人口減少、超高齢化、少子化によ
る「静かなる有事」と呼ばれる今の時代であるからこそ、我々青年が希望を示し、物心ともに豊かな令
和の時代を作っていかなければなりません。「新しい皮の袋に新しい酒を注ぐように」新しい時代に出
発しましょう。

【持続可能な組織への変革】
青年会議所は時代に合わせて組織のあり方を変えてきました。昨今では国の「働き方改革」に代表さ
れる「生産性の向上」が叫ばれております。これは人口減少の中、日本全体のGDPを成長させるため
に、現状は先進国の中でも低水準である「一人当たりのGDP」を向上させる狙いがあります。このよ
うな社会情勢の中で、青年会議所も「生産性の向上」を考える時が来ています。「無理だ」と思うこと
をあきらめずに挑戦して成し遂げる仕組みは、青年会議所の魅力のひとつでありますが、一方で脱落者
も生み出してしまうことがあります。本心ではないにせよ、それが年々会員数を減少させている要因の
ひとつであることは否定できません。2019年の(公社)日本青年会議所の総会において、全国の会
員会議所と決議したSDGsへの取り組みを進めている現状を鑑みると、私たちは誰一人取り残さない、
持続可能な組織を目指すべきだと考えます。私たちは時代に即した組織へと変革を目指して、生産性の
向上への取り組みを進めるべきです。長い拘束時間や長い移動距離への課題解決に向けて、デジタル化
した今だからこそ、ITの力を使い、効率化を図り、生産性向上に向けた取り組みを推進していきます。
時代に即した組織となり、魅力を感じていただくことが組織への信頼獲得や会員拡大につながると考え
ます。

【会員拡大】
青年会議所の資産は「人」であります。自分の住むまちをより良くしたいという人が集まることで、
独創性のある取り組み、地域に根差す取り組みが生まれてきます。組織の力となる仲間を増やし、より
影響力のある組織に昇華するためにも会員拡大に積極的に取り組むことが大切なのです。ところで、会
員拡大活動は担当者のみが行うものではありません。40歳で卒業することが決められている青年会議
所において、脈々と組織を紡いでいくためには、常に組織全体で会員拡大を意識していなければならな
いと考えます。会員拡大は今後の山梨ブロックのあり方を大きく左右する要素であるということを全会
員が理解し、ひとりでも多くの仲間を作る意識を持つことがまずは会員拡大に重要な基盤であります。
近年、女性会員の活躍が目立ってきた印象があります。女性活躍の時代と呼ばれる今、山梨ブロック
協議会としてもさらに女性会員の拡大に力を入れることを、重要な拡大戦略としていきます。
個人ではできないことを成し遂げるために「組織」があり、共に活動する中で育まれる強固なつなが
りこそが、「力」となり、地域の課題解決につながります。一方で、入会しただけでは活躍する存在に
なりません。しっかりとした育成があってこそ、地域で活躍する人材となります。メンバーが青年会議
所の理念を理解し、次代を担うJAYCEEとなるために様々な機会を提供し、研修をしていきます。
【会員同士の連携】
青年会議所の魅力のひとつは「人と人のつながり」であります。青年会議所活動を通じて作り上げる
友情の絆が、自らを成長させ、相手への思いやりを生み出すのです。協議会としての魅力はこの「人の
つながり」を作る機会がたくさんあることだと思います。LOMだけでは出会えないメンバーとの交流
は新しい価値観を生み、自己成長を促してくれます。そして成長したメンバーがLOMに戻って活躍す
ることが協議会としての大きな役割のひとつであります。山梨ブロック協議会内11LOMのつながり
を生かし、会員が交流する機会を数多く提供してまいります。
2020年は日本にとって大きなトピックスでもあるスポーツを通じた平和の祭典「東京オリンピッ
ク・パラリンピック」が開催されます。この歴史的なタイミングに「スポーツの熱」は否が応でも盛り
上がるはずです。山梨県も自転車競技ロードレースのコースとして採用されています。この機会にスポ
ーツの力を使い、山梨県内のLOM同士の連携を強めていきます。
【新時代に即したブランディングを目指す】
山梨県内で開催されている数々の歴史ある事業も青年会議所が主催していることが知られていない
現状があります。今やインターネットとSNSを活用して、自らがメディアとして情報発信ができる状
況にあります。組織の認知度や存在価値を高めるために、私たちは受け手が必要としている情報発信を
して、地域からの信頼を得ていくことが大切です。その結果、青年会議所の社会的存在感が強まり、山
梨県内の各LOM事業への参加者を増やすことになり、延いてはともに活動する同士を増やすことにも
つながります。
当然ながら地域からの信頼を得ていくためにはコンプライアンスに則った情報発信が重要になりま
す。しっかりとしたコンプライアンスチェック体制を整えたうえで、積極的なプロモーションを展開し
組織のブランド確立を目指していきます。

【政治参画意識向上】
近年、選挙における投票率の低下が顕著になっています。私たちの将来を託す代表者を決めるための
重要な権利である投票をしないということは、有権者としての責任の放棄に他なりません。このような
状況が生まれているのは、選挙に行く必要性を理解させられない教育と環境に原因があると思います。
選挙権年齢が18歳に引き下げられた今、若い世代へ「選挙に行くことの意義」を伝える教育が必要で
す。もちろん、単に投票率を上げればよいということではありません。選挙に行き、投票する過程の中
で、自らの住む地域のことを考えることになりますし、立候補者の政策にも興味を持つことになります。
国民がしっかりと政治への参画意識を持ち、自らの責任で投票することが重要です。
また、国民の政治への参画が進むことで、政策にも大きな影響が出てきます。特に20代から40代
の子育てへの支援は急務ですが、得票数に直結しない若い世代への政策は後回しになってしまう現実が
あります。若い世代の投票率を上げることで、国や地域の将来への投資を促す政策が実行される可能性
もあります。山梨ブロック内の若い世代への教育の機会をつくるために、山梨ブロック協議会としてし
っかりとした支援体制を作っていきます。
【防災減災】
近年、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨災害など大規模災害が頻発しています。また温暖化によ
る台風や豪雨など災害リスクは高まっております。さらに内閣府の発表では「首都直下型地震」がいつ
起きてもおかしくないと言われております。30年以内に起こる確率は70%という発表もあります。
内閣府がまとめた首都直下型地震の被害予測では死者23000人、経済被害は95兆円に上ると試算
されています。それ以上に首都東京がマヒすることになり、日本全体がマヒする、そして私たちの生活
もままならなくなると言われています。東京の隣接県である山梨県はこの首都直下型地震への備えをし
ていかなければなりません。
そのために必要なのは広域的なネットワーク構築です。青年会議所は以前から災害時を考えた取り組
みを行ってきました。各LOMがそれぞれの市町村の社会福祉協議会と連携し、災害時における協定を
締結しています。しかしながら大規模災害が発災した場合にはLOMと市町村だけでは対応ができない
場合があります。そのためにも平時から有事を想定した山梨県内の広域的なネットワーク構築が必要で
す。近年では災害対策としてITを活用するケースが増えております。関東地区協議会では防災・減災
アプリを作成しました。このシステムを利用し、通常時からのネットワーク構築に取り組んでまいりま
す。

【山梨ブロック大会】
山梨ブロック大会は、4つの益といわれる「主催者益」、「主管益」、「参加者益」、「地域益」を
相乗的に得られるように構築していく必要があります。山梨ブロック協議会として、情報発信の場とし
て、広くプロモーションできる「主催者益」、大会運営を通してメンバーの成長はもとより、組織力の
向上に寄与する「主管益」、山梨ブロック大会だからこそ得られる有益な体験ができる「参加者益」、
更なる地域発展に向かうための、ステップとする「地域益」。この4つが相乗的になるよう、山梨ブロ
ック協議会の力を結集し、主管青年会議所の負担となるのではなく、成長のための絶好の機会となって
いただくために、多くの参加者を集め、地域に還元していきます。
山梨ブロック大会を2020年度の活動を地域に広く発信する場と捉え、地域の課題に主体的に取り
組んでいる行政や団体と共に山梨の未来を考える機会を作りたいと考えています。積極的な情報発信を
意識し、多くの参加者を集めていくことも重要であります。
「情報発信」、「LOMの成長」、「市民の意識向上」、「地域の発展」という好循環を生み出せる
ように、山梨ブロック協議会300名のメンバーにとって、山梨県内の地域住民にとって、価値ある山
梨ブロック大会を構築して参ります。

【おわりに】
山梨ブロック協議会は過去800名以上在籍していた会員数も約300名の状況となりました。会員
数の減少によって、事業の縮小やひとりひとりの負担増といった現状があります。地域に目を向ければ、
人口減少と高齢化などの厳しい現実が待ち受けています。しかし、このような状況だからこそ経済人と
しての知識と青年としての行動力を持つ青年会議所の役割は大きくなっていると感じます。
私はこの山梨県には大きな可能性が眠っていると思います。東京の隣接県でありながら、豊かな自然
を有し、今後、リニア中央新幹線が開通することによってできるメガリージョン地帯に位置する地理と
体験や経験に価値を見出す時代に、世界文化遺産「富士山」を持つ環境は私たちにとって千載一遇のチ
ャンスであると思います。今こそ山梨ブロック協議会がひとつになり、可能性を信じ、行動することが
この地域に明るい未来をもたらすと信じています。
過去に縛られず、未来を恐れず、はじめの一歩を踏み出しましょう。青年会議所が地域の先駆者とし
て未来を切り開き、地域に希望を与えましょう。

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