変わらぬ想いを未来へつなぐ ~軌跡を紡ぎ、奇跡を起こそう~

会長所信

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公益社団法人日本青年会議所 東北地区 秋田ブロック協議会

19理事長写真データ

2020年度 会長 林 德彦

平成時代が終わりを告げ、令和となり、あらたな1年間がはじまります。新しい時代は、私たちの地域に住み暮らす人や訪れる人が増え、人びとの所得や幸福度は向上し、地域経済には好循環が起きる、そんな希望に溢れた未来であって欲しいと誰もが思います。しかし、現在の秋田は、少子高齢化、人口減少に起因した経済規模の縮小や人手不足問題をはじめ様々な問題を抱えており、想い描いた未来を実現することは決して容易ではありません。そんな困難な状況の中で、明るい話題は少なく、個人は無力感に苛まれ、社会は暗くなっています。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような願いが込められ、令和という時代は幕を開けました。今こそ、志高き青年会議所メンバーを中心に、明るく前向きな気持ちで人びとが集い、仲間を増やし、地域に持続可能な社会を実現し、全ての人びとが笑顔で生きがいを持てる秋田を創り出していきましょう。

【柔軟かつ開放的な組織改革】
我々は、常に自己研鑽 に励み、努力を惜しまず、地域社会を改善する政策を掲げ、市民意識を変革する運動によって、故郷を少しでも良くしたいと志を抱き、何事にも挑戦する青年の集いであると思います。しかしながら、秋田が抱える人口減少問題を反映するように、年々会員数は減少を続けており、近い将来、運営が難しくなるLOMも出てきてしまいます。働き方改革や労働生産性の向上が求められ、我々青年経済人に求められるリーダー像も変化していく中で、時代や地域事情を鑑み、それぞれの状況に即した組織の体制や運営方法を考え、変革していくことで、持続可能な組織を実現していきましょう。

【SDGs達成に向けた取組み】
日本青年会議所は2019年度から国連が示すSDGsを青年会議所が目指す明るい豊かな社会の方向性と定義し、その達成を推進してまいりました。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年度は世界から日本の取組が注目される年でもあり、秋田においてもSDGsの更なる普及に向けて運動を推進していく必要があります。そのためには秋田県内の行政、企業、市民のSDGs認知度の向上と達成に向けた取組みを進めていかなければなりません。ブロック内のメンバーだけではなく、広く行政、企業、市民とともにSDGsの示す未来へむけて進んでいきましょう。

【ブロック大会の開催】
2020年で記念すべき第50回目を迎える秋田ブロック大会は、一般社団法人大曲青年会議所を主管LOMとして開催されます。当初はブロック内の会員交流という趣旨から始まり、秋田ブロック会員大会として開催されていましたが、秋田ブロック協議会の運動を広く発信していくことを目的に秋田ブロック大会へと名前を変えて、開催地の市民をはじめとした一般の皆様にも参加していただく形となって今日に至ります。第50回の記念となる2020年度の秋田ブロック大会は、当初からの目的であった会員の交流とブロック協議会の運動の発信の両輪で、主管LOMメンバーをはじめとするブロック内メンバーの成長と参加いただいた皆様の発展へとつなげてまいりましょう。

【青少年の育成】
秋田県の青少年は長年全国トップクラスの学力と体力が維持されているものの、社会や生活様式の変化が速く、多様化した現在において、子どもたちにはその高い基礎能力を活かし、社会に貢献していく人財へと成長していくことが必要です。そのために、スポーツを通じて学力と体力だけでなく、他を尊ぶ心、多くの人に感謝する心、愛郷心など精神性も併せて育成することで、持続可能な社会を生き抜く青少年を育て上げます。勝つためにならば、どんな手段を使っても良いという考えでは、スポーツはもとより社会の未来は持続可能なものではなくなってしまいます。勝利を目指して努力していく過程には、周囲の人達や仲間の存在が必要であり、その環境で培われる他を慮る心、グッドルーザーの精神を育みます。

【人財の育成】
近年、多くのLOMで会員の平均在籍年数が5年を下回っています。そのような状況下では、これからも継続的に青年会議所の組織を運営し運動を展開するためにも、新たに入会していただいたメンバーには、いち早くLOMを支える人財へと成長してもらうことが重要になってきます。また、これからのLOMを担うためには、地域を牽引するだけでなく、時代にあわせて組織に変化をもたらす人財となってもらう必要があります。そのためにはJCとしての価値観や得られるものなど、JCとしての基本を学んだうえで、それぞれの地域の状況に即した独自性へと発展昇華させていかなくてはなりません。青年会議所の理念、価値観、過去の歴史を学び、基本的な知識を伝えると同時に、地域と組織に変革を促すカリキュラムを用意し、県内各地のリーダーとなりうる人財の育成を行います。

【会員の拡大】
秋田ブロック協議会全体の会員数は、過去5年間で3割近く減少しています。これからも持続可能な組織として各LOMが秋田の明るい豊かな社会実現にむけて運動を展開していくためには、この減少傾向に歯止めをかけ志を同じうする仲間を増やしていかなくてはなりません。特に、長期的にLOMの将来を考えた時には、20代のメンバーは貴重な存在となります。また、女性の活躍が期待されている昨今の情勢において、青年会議所の女性メンバーが著しく少ない状況は問題です。会員拡大、20代、女性メンバーの拡大における各地の成功事例を共有し、会員拡大手法の導入に向けた支援を行い、各地会員会議所の会員拡大に繋げてまいります。

【終わりに】
ブロック協議会は日本青年会議所の事業を各LOMにつなぐとともに、ブロック内の各LOMの悩みや課題を共有し、寄り添う存在であると思います。ブロック内の各LOMから必要とされる存在となっていきたいと思いますし、ブロック協議会をメンバーの発展、成長の機会として利用していってもらいたいと思っています。「人間には進歩か退歩かのいずれかがあって、その中間はない。現状維持と思うのは、実は退歩している証拠だ。」とは、教育者であり哲学者である森信三氏の言葉です。長い歴史の中で多くの先輩諸氏がこの秋田を明るい豊かな社会にするために邁進し、様々な事業を展開し、脈々とその熱い想いを紡いできた青年会議所の運動はまさにこの言葉通りであります。我々はその想いを受け継ぎ、止まることなく、秋田のために進歩を続けていかないとなりません。LOMだけでなく、ブロック協議会をはじめ様々な機会を経て成長した、秋田ブロック協議会の全てのメンバーが、それぞれの地域を牽引することで、全ての人が笑顔で生きがいを持って日々の生活をおくっている秋田を実現し、未来を紡いでいきましょう。

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