33の進華 心豊かに誰もが輝く持続可能な愛知の創造

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公益社団法人 日本青年会議所 東海地区 愛知ブロック協議会
2020年度 会長所信

会長写真

2020年度 会長 曽根香奈子
(公益社団法人 半田青年会議所)

花の生産額が連続52年も日本一を誇る愛知県。
昭和29年に県の花に指定された「カキツバタ」の花言葉は「幸せは必ず来る」。

新元号の幕開けとともに始まった2020年。

厳しい冬の後には、梅の花のような美しい花を、日本国民の一人ひとりに幸福の花を咲かせられるようにとの願いが込められ令和という新たな時代が始まりました。

時代は走馬灯のように過ぎていく中で、日本政府も提唱している第5の新たな社会Society5.0(ソサエティー5.0)などの技術発展により情報化社会へと変動し、便利で豊かな社会にはなるものの、改めて大切なことは、一人ひとりの心の豊かさを今一度求められているのではないでしょうか。

幸せは自身の心の豊かさではかります。

心の豊かさを求め 誰もが輝く幸せな未来を創りましょう

私たちは今後、この愛知を導くために、心を豊かにし、誰もが輝く持続可能な組織へと進華する愛知の創造へ向けて運動を展開する必要があります。

はじめに

私たちが住み暮らす愛知は、日本列島の中央部に位置し、豊かな自然や多種多様な歴史文化、豊富な農産物、独自の食文化など多様な魅力を併せもっています。経済においては自動車産業や航空宇宙産業などものづくりを中心とした強い産業集積地であります。さらには、2027年のリニア中央新幹線の開業や中部国際空港があることにより国際の機会が身近にあります。全国でも屈指の農林水産業、商工業によるバランスがとれた産業構造を有しており、ここ愛知はとても恵まれた環境のもと過ごすことができています。

恵まれた環境下ではありますが、日本全体を見渡すと様々な課題を抱えています。少子高齢化や環境問題、働き方改革による組織変革、さらにはインバウンド対策など国家を挙げてよりよい社会の形成に向け取り組んでいます。今まで私たちが使っていた物差しでは、もはや図ることができない混沌とした時代になりました。

青年会議所は、社会をより良くするための変革を起こす団体です。私たちは、世の中の動きをすばやく察知しながら、地域や社会の変化に対応し成長すると同時に、社会に対しインパクトを与え続けなければなりません。そのために必要なことは、恵まれた環境だからこそ私たち青年世代が率先して時代を先導し、行動を起こし変革のムーブメントを起こす組織でなければなりません。また、この愛知が今以上に活力ある社会になるためには、誰もが何事にも挑戦できる環境にしなければなりません。挑戦をしている人は輝いています。輝く人がこの愛知に多くなれば、この地域はより活性化し続け、持続可能な社会へと発展します。なぜなら、こんな時代だからこそどんな状況に置かれても、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合うことが大切だからです。性別に関わらず家庭・職場・地域で誰もが活躍でき、輝き続けられる持続可能な組織を実現させることがこの愛知ブロック協議会の更なる発展に不可欠であると考えているからです。

誰もが輝く持続可能な組織へ

私たちは、「明るい豊かな社会を築き上げよう」という綱領を前提として、3信条である、修練・奉仕・友情のもと、常に自己研鑽をし、努力を惜しまず、地域社会をよりよく変革していく変革能動者として活動しています。

近年では、働き方改革が進められ、多くの企業や団体も組織変革に対応しなければなりません。それは私たちも例外ではなく、社会変革の能動者として率先し、また覚悟をもって持続可能な組織を形成していく必要があります。男女間の壁、時間的制約、慣例に縛られることなく取り組むことで、社会の先駆けとなり今まで以上により良い社会をつくる原動力となると信じています。

誰もが挑戦できる組織にしていくためには、行動目標としての指標であるSDGsの取り組みにもありますが、様々な人が活躍できるよう、ダイバーシティ・マネジメントの意識を向上させていくことが必要になります。そして社会も同様に、昔ながらの通説の打破や家庭内での男女平等の推進に向け、努力が必要です。このように、男性も女性も双方の理解を深める必要があり、柔軟な活動環境の実現のため、男性リーダーを巻き込んだダイバーシティの推進などを提言します。これからは多様性を受け入れる仕組みや、考え方の運動を発信し、一人ひとりが輝ける地域、多くの青年会議所メンバーが活躍できる組織にしてまいります。

SDGsで企業価値の向上

SDGsを推進する団体としてスタートした2019年。全国各地の青年会議所が地域とSDGsを関連させ発信してきたことは、同時に青年会議所のブランド力の向上にも寄与しました。今後もSDGsの認知度を高め推進を加速させる必要があります。

SDGsの推進は認知向上のため今後も必要ですが、さらに企業への推進もこれからは必要になってきます。なぜなら、企業にとってSDGsは取り組んでいくべき重要な課題にも関わらず、現状はSDGsの取り組み方法を模索している企業が多いからです。SDGsを取り組むことに企業の価値が生まれ、ビジネスチャンスでもあることをまずは認識し、SDGsを使いこなす取り組みを各企業や地域へと展開する実行力が必要となります。

未来ある若者に向けて主権者教育

時代が平成から令和へと変わり、初の参議院選挙が2019年7月に開催されました。全国の投票率は48%で、20歳から24歳までの投票率をみると33%と年齢別にみて一番低い推移でした。果たして、自分たちの代表者を決めるにあたり充分な投票率といえるでしょうか。

なぜ若者の時から政治参画意欲を高めないといけないのか、それは自分たちのリーダーを自分たちで決められる権利が日々の生活に直結していることがわからないからです。私たちの未来は私たちの投票行動により変えられます。

さらには、一人ひとりが当事者意識をもち、社会を創る、未来を創る一員であることに誇りをもち、政治参画意識を高める必要があります。そうすることで、主体的で自律した市民は、個人主体の観点から自身の地域において「自分にできること」を考え、地域のより良い未来を考える気運が高まります。今後未来を創る一員が一人でも多くなれば、社会を動かす一人になると確信しています。

志高き同志の拡大

近年、日本国内の青年会議所の会員数は減少傾向にありますが、県内全体としては、純増を保っています。私たちは会員減少の青年会議所と会員増加のLOMとの相違を今一度検証し、一人でも多くの志高き同志を増やす必要があります。なぜなら青年会議所は「40歳で卒業」というルールにより、常に創造的で情熱的な新入会員を求める必要があるからです。そして、青年会議所には魅力的な多くの会員がおりますが、会員が素晴らしいとみられるとき青年会議所は素晴らしいと見られます。つまり「会員拡大は会員の資質が評価されること」であり、だからこそ会員拡大には一個人の資質向上が必要なのです。現状では、青年会議所の女性会員比率は低く、多様性が求められている現代社会において運動の障壁となります。純増となる会員数の増加、及び女性会員比率が高まり、同じ志をもつ多くの会員が地域に関わることで、青年会議所運動を効果的に地域に波及させ、確実にその地域はより良いものへと変革されます。

同じ志をもつ人財が多ければ多いほど、社会にインパクトを与え、時代に必要とされる組織へとなります。本年度も会員の成長を促し、組織を活性化させていくためにも志高き同志を拡大するために、まずは自分自身の魅力を付けるため、会員会議所へ寄り添った支援を行い会員拡大運動へつなげてまいります。

進華するLOMの連携

愛知ブロック協議会は、日本青年会議所の協議会としての担いも兼ね備えています。故に会頭所信からの運動の理念と方針を理解し、会員会議所の協力を得ながら効果的に展開しなければなりません。会員会議所と愛知ブロック協議会、さらには日本青年会議所を有機的につなぐ役割を果たすために、積極的に情報共有を展開し活性化に努めてまいります。

私たちの暮らすこの愛知は、自然の猛威に晒される危険性の高い地域です。近年では地震・台風・水害・土砂災害・猛暑など多くの自然災害が発生しています。また、その災害規模は想定を大きく超え、各地に甚大な被害をもたらしています。私たちは自然の恵みにより生かされていますが、一方ではその自然によって今までの当たり前の生活が脅かされる原因になっています。私たち会員会議所会員が、有事の際は助け合い、この困難を乗り越えなければなりません。そのためには会員会議所の横のつながりの強化が必要不可欠であります。今後も困難に対応できる組織へと連携の強化を図ります。

誰もが輝くブロック大会へ

愛知ブロック大会の開催は、開催地の魅力を掘り起こし、愛知県全域に運動を発信する絶好の機会であります。また、地域を知ること、地域に青年会議所運動を発信すること、地域市民の意識変革へとつなげること、これらの観点から、愛知ブロック大会こそが愛知ブロック協議会の集大成であると言えます。そして、愛知県内の会員が一堂に会する愛知ブロック大会を契機として、県内会員会議所が一丸となって取り組むことで、より一層の強固なものとします。

まずは、市民に対し郷土を愛することから生まれる学びと気づきを得られる機会を提供し、市民との協働体制を構築します。そして開催地の地域性を調査、研究し地域の新たな可能性に対し、誰もが関心をもてるような機会を提供します。

輝くJAYCEEの育成

JCI Missionには「青年に発展、成長の機会を提供すること」が使命と明言されています。このことから青年会議所は、「個人の成長」に非常に重きを置いている組織であることがわかります。また、青年会議所運動に真剣に取り組むJAYCEEは全員が必ず成長します。20歳から40歳までの期間に、創造的で情熱的・魅力的な輝く一人の人間として大きく成長させるには、経験を積むことが大切です。まずは輝く「個」を確立させるために、青年会議所の意義、目的、必要性、即ち青年会議所の本質を学ぶ事業を展開します。そして時代は日々変化していますが、現代社会において求められているリーダー像として、実行力のあるリーダーの育成が必要だと考えます。
地域の課題を的確に捉え、地域経済を強く牽引し実行力のある人財を育成するために、青年経済人としての資質を向上させるアカデミー事業を開催し、同時に私たちが推進するSDGsの基礎を築き上げます。

また、東海地区協議会が主催するJC青年の船「とうかい号」は今年で47回目を迎えます。この研修船は船上という限られた空間の中で、初めて出会った仲間との共同生活を通し、多くの経験、いかなる苦難が待ち構えていようとたくましく乗り越えられる心の強さ、生きる強さを培ってくれます。また、一人では困難なことも皆で力を合わせれば打開でき、仲間と支え合い助け合うことの大切さを教えてくれます。そして一般乗船者は1週間の船内研修や国際交流活動によって新たな価値観を身に付け、それぞれの企業で活躍する人財へと成長する機会を得ることができます。また、下船後の若者の成長を確認し、この研修船の効果を地域に発信します。

共感から得るブランディングの向上

私たちは明るい豊かな社会の実現に向けて、様々な運動を続けてまいりましたが、まだまだ認知度は低く、効率的に運動を発信できていないのが現状です。SNSなど発信できるツールは揃っていますが、戦略的に使いこなせてはおらず、もっと広く社会に発信し共感を得ることが必要だと考えます。私たちの運動と会員会議所の運動をより多くの人に発信するには、これまでの広報戦略を検証し、より効果的な広報とブランディング計画を立案していくべきです。そのためには、各委員会・特別委員会に広報担当を配置し委員会と連携を取りタイムリーに運動を発信することに努めます。

結びに

青年会議所とは「機会」である。この機会をどう扱うかは自分次第です。では、自分次第の根底にあるものはなんでしょうか。誰かに言われて行うわけではなく、与えて頂いた機会に全力で取り組むことで自身が試される場であります。活動を通して、様々な経験をし、挑戦する人財でいましょう。そのためには、青年会議所での活動に誇りをもち、自身を磨くことをしなければなりません。地域に信頼される団体になるためには、地域にインパクトある活動をすることも一つですが、活動している自身が輝く人財であることが必要です。人は人によって磨かれます。

最後になりますが、「置かれた場所で咲き誇る」という言葉があります。これは決してやらされているという意味ではなく、その時に与えて頂いた環境で最高のパフォーマンスをすることです。そして今置かれた場所こそが、私の居場所です。青年会議所活動は、単年度制の役割の中で活動します。自分自身が選ぶのではなく、与えて頂いた役割で活動します。その際に必要なことは覚悟をもち取り組むことです。自らが選んだことをやるのではなく、与えて頂いたことに挑戦することで自身を大きく成長させてくれます。一生懸命活動することで自身が感じることや学ぶこと、そして役職により見る景色や見える景色が変わります。それは決してお金では買うことができないものであり、それこそが青年会議所活動の魅力であります。 私が大切に思うことは、花は自らが選んで種まきされるのではなく、どんな花の種も置かれる場所を選ぶことができません。しかし、置かれた場所で咲くことができない花はどこの場所でも咲くことができません。まずは置かれた場所で咲き誇ることが大切です。

愛知ブロック協議会の会員会議所が、心豊かに誰もが輝く持続可能な組織へと進華する愛知へ導いてまいります。

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