1966年(昭和41年)11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番目の地として京都で開催されました。
その翌年の1967年(昭和42年)1月20日~22日、社団法人日本青年会議所通常総会が京都にて開催されました。以来、『京都会議』と呼ばれるようになりました。

サマコン(サマーコンファレンス)とは、公益社団法人日本青年会議所の運動を広く発信するために、各界を代表する著名な有識者をお招きし、政治・経済・社会など様々なジャンルのフォーラム・セミナーを開催する場です。

1966年(昭和41年)11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番目の地として京都で開催されました。
その翌年の1967年(昭和42年)1月20日~22日、社団法人日本青年会議所通常総会が京都にて開催されました。以来、『京都会議』と呼ばれるようになりました。

サマコン(サマーコンファレンス)とは、公益社団法人日本青年会議所の運動を広く発信するために、各界を代表する著名な有識者をお招きし、政治・経済・社会など様々なジャンルのフォーラム・セミナーを開催する場です。

2312271629
2312271626
2312271629

公益社団法人 日本青年会議所

東海地区

静岡ブロック協議会

静岡ブロック協議会の様々な取り組み

S__33341449_0
S__33341449_0
S__33341449_0

静岡ブロック協議会について

公益社団法人日本青年会議所

静岡ブロック協議会

2024年度 会長

赤堀 久人 君

(榛南青年会議所 )

スローガン

熱き友情を築き

静岡の未来を笑顔あふれるものへ

会長方針

会 長 方 針

 

公益財団法人日本青年会議所

東海地区 静岡ブロック協議会

2024年度会長 赤堀 久人

 

【はじめに】

私は、地方の農家に生まれ、幼少期からいわゆる田舎の付き合いをして過ごしてきました。畑の片隅に座り誰にでも挨拶をするおじいちゃんおばあちゃん、雨が降ったら車に乗せてくれる近所の人、祭事の時にはどこの子だろうと一緒にバカ騒ぎをするおじさんなど、人の素朴な心に触れてきました。笑顔に溢れ、分け隔たりなく人と付き合える環境はとても素晴らしく、地域を大切にする心、人との交わりを大切にする心と共に成長してきました。

人は成長していくことで、仕事やプライベートに興じる時間が増え、子どもの頃に感じた素朴な心は次第に薄れていきます。事実、私もその一人でした。しかし、忘れかけていた「笑顔は人に幸福感を与え、地域を明るくする」このように思い出させてくれたのはJCでした。事業に参加してくれた多くの人の笑顔と喜びの声は忘れることのない私の財産です。この気づきを与えてくれた同志と呼べる仲間、そして活動を支えてくれるすべてに感謝する気持ちを忘れることはありません。この気づきがあるからこそ、今私はここに立ち、明るい豊かな社会の実現に向けて活動しています。

素朴な心を大切にした運動に心掛け、静岡に住むすべての人々を笑顔にできる静岡ブロック協議会の運動を展開していきましょう。

 

【笑顔を生み出す運動】

日本の社会に多大な影響をもたらした新型コロナウイルスも収束の一途をたどり、まちに繰り出す人も徐々に増え、地域に活気が戻ってきました。この活気を継続、さらに上昇へと転じる好循環へともたらす運動を展開するのが私たちの使命です。

私たちを取り巻く環境は、社会・経済の分極化から生じる圧力によって引き起こされる、社会不安による個人の安全の低下や、上昇志向の低下、また他者を理解、信頼することの難しさなどが問題として挙げられています。また、継続的な地球温暖化によって引き起こされる異常気象と自然災害、人が起因となる自然環境の悪化など対応すべき課題は残っています。一方で、テクノロジーの革新は、人々が生活しやすい環境を作ってきました。しかしその反面、競争力の差別化やテクノロジーに投資をできず、DXに対応できないことから衰退してしまう企業があるのも実状です。生活をより簡素化し、生活しやすい環境を作ることでその弊害は常に私たちの周りに新たな問題として生まれ、課題解決に向けた取り組みが無くなることがないことを表しています。

一方、私たちも自粛を余儀なくされたコロナ禍を経て、以前とは変わらぬ活動を行えるようになり、まちにも活気が戻ってきました。しかし、私たちを取り巻く社会環境と同様に、JCにも課題はあります。一時は1,000人を超えるメンバーが在籍していた静岡ブロック協議会も、2024年度期首人数は約780人と、年々減少傾向にあるのが現状であり、日本各地でも同様に会員の減少が問題視されています。様々な方面から、事業参加率の低下、退会者の増加、各種活動に対する意欲の低下などを耳にすることが増えました。新型コロナウイルスの影響により活動が制限され、人と触れ合うことから遠ざかってしまった時間が原因の一つと捉えています。さらに、理念教育の実施率の低下も課題として挙げられます。理念教育の実施率は全国で約40%、静岡県内でも同等の数値であり、それに伴い理念の浸透率も高いものとは言えません。このことから、JCの必要性を感じられず、メンバーの意識がJCしかない時代からJCもある時代になったと言われています。他者にJCを伝えられるメンバーを増やし、退会者の増加に歯止めをかけなければなりません。

私は、JCとは自らに修練を課し、それを乗り越えるべく最大限のパワーを使うことでさらなる飛躍になることを総じて自分の殻を破る機会と捉えています。地域に根付いた運動を展開する中で、多くの人と出会い、様々な活動を通して熱い友情が育まれます。そしてその友情の裏には必ず感謝の念が存在します。なぜなら、運動は一人では行えず、必ず仲間の助けがあって成立するからです。この仲間の助けがあるからこそ、大きな事業を行うことができ、成功体験や感動体験を私たちに与え、私たち自身の幸福感と達成感につながります。

このことに気づかせてくれたのは、事業に参加した人々の笑顔でした。LOMで行った花火大会や、海での事業では、多くの人の笑顔を見ることができ、喜びの声を聞くことができました。この出来事は、私に更なる運動を展開する原動力を与え、より地域を想い活動する礎となりました。

静岡ブロック協議会がもつスケールメリットを最大限に生かせば、LOMでは味わうことのできない、より多くの笑顔を見ることができます。また、幅広い交流によって生まれる友情は、更なる活力を与えてくれます。委員会や各種活動、また参加した人が笑顔になるインパクトある事業を開催することで、メンバーの友情がより育まれ、私たちの原動力となり、静岡をより明るく豊かなものにできる運動が展開されていきます。

 

【理念が浸透した組織へ】

中期計画として策定された「静岡版理念共感拡大グランドデザイン」の推進があります。2024年は5ヵ年計画の4年目にあたり、「理念が具体的な運動として展開されること」が求められています。コロナ禍により、浸透率の向上が難しかった時期もありました。アフターコロナとなった今、改めて理念の浸透率を前年度より10%上昇させるという明確な数値を目標に掲げ、理念を日常的に意識し行動や事業構築に反映できる人財を増やし、持続可能な組織を目指します。この人財を育成するために、セミナーやプログラムだけではなく、委員会や事業などメンバーと触れ合う機会一つ一つを大切にした行動が必要となります。

 

【地域を笑顔にすることのできるリーダー】

新型コロナウイルスが蔓延した時期は、対面での各種事業が自粛され、JC活動を肌で感じる機会が失われました。肌で事業を感じる機会が減ることで、事業の必要性を感じられず積極性も低下し、参加率も低い水準にあると聞くことが多々あります。また、在籍年数の短期化も課題です。在籍年数が短期になることで、JCで得られるはずの機会が失われやすく、個人の成長の妨げになっています。JCが有する成長の機会に触れ、地域のリーダーとなる人財を養うことが求められています。

本来、JCはリーダーを育成する団体です。リーダーとは、地域社会の進むべき方向を示し、皆を導ける人です。個人のため、JCのためだけではなく、地域全体を見通し、明るい社会の実現に向け行動に移せることを指します。そのため入会歴の短いメンバーにも、次代のリーダーとなるべく能動的な人財を育成する機会が必要です。これは、LOMの底上げという観点からも、能動的なメンバーが増えることは、求心力の向上を意味し、メンバーの士気が高まることにつながります。そのためにも入会歴の短いメンバーには活動する楽しさを感じてもらい、これからの活動意欲を高める機会を創出していきます。

また、能動的なメンバーの育成と同時にJCに対する見識を深めることも必要です。セレモニーに始まり、セレモニーに終わるように、私たちは品格や礼節を兼ね備えた人財になることも求められています。これは、他の団体では学ぶ機会が少ない所作を身につけられるからこそ、地域のリーダーとなれるからです。この地域のリーダーが増えることで、運動はより力強く展開され、人々に笑顔を与えられる機会が増えていくのです。2024年度は、一人でも多くの仲間と熱い友情を育むことに拘り、能動的かつ品格を兼ね備え、一人でも多くの人に笑顔を与えられる人財を育成していきます。

 

【地域を笑顔にできる企業の確立】

明るい豊かな社会の実現には、経済の成長と発展は必要不可欠な要素であり、この契機を生み出すことは、地域の発展に寄与する私たち青年経済人としての担いの一つです。社会情勢が著しく変化する昨今、常に新しいものが求められ、今までの経営や企業形態では生き残りが難しい社会にもなりました。また静岡県は数年前まで一次~三次産業が国内でもTOP15以内に入る高水準を保っていました。全国同様、人財確保や賃金の上昇なども静岡県が抱える課題として挙げられています。経済の低迷は、人々から笑顔を奪う一つの要因であり、断固として立ち向かわなければなりません。

このような状況下において、新たな一歩を踏み出し、マネージメント能力の向上や、新規モデルの開拓、既存形態のアップグレードなどの多種多様にわたる知識を養うことが解決の糸口となります。一つは自社の強みを知り、古き良きアナログ面での技術を継承し、既存の形態強化を図ることです。また、日々進化しているデジタル技術に対応したビジネス形態を構築することも一つです。IT化は広まり情報の伝達がスムーズに行えるようになりました。次のステップとして、DX化を推進し、デジタル技術を駆使してビジネスを変革し、「顧客と社会」に向けて新たな価値を生みだせるビジネスモデルを構築することも解決の一つです。地域の経済の発展のためにも、率先して社会の変化を捉え、新たな挑戦に踏み出せる人財となることで、地域に笑顔をもたらすことのできる青年経済人となれるでしょう。

 

【静岡のファンを増やすことが静岡の笑顔につながる】

西から東へ大きく広がる静岡。東西約155キロ、南北約115キロと広大な面積を有する静岡は、魅力となりうる資源を多く有していると、各地の歴史や経済産業からも伺えます。私は静岡に住む人みな、誰でも地域の魅力を伝えることができ、人を魅了できるようになることが夢です。この東西に広い静岡の魅力を発信できるようになるためにも、訪れたことがない場所の良さや知りえない魅力を探し出す必要があります。みなさんも、第三者からの見える景色はまた違った視点であり、新たな一面を発見できる機会になったことが一度はあるはずです。このように、客観的に物事を捉え、分析することは新たな事業を構築する糧になります。

県内では、人口増加や観光客が増えている地域もありますが、その反面、過疎化が進み、人口が減少している地域があることもまた事実です。県単位での年代別人口推移の統計を見ると、高齢世代の割合が増え、若者世代が減るといういわゆる少子高齢化が進むと予測されています。県外からのUターン率は横ばいになる傾向にあるが、いまだ10年程まえの水準には達していません。また出生率も全国平均を少し上回っているが、前年度対比からは下降傾向にあり、未来を担うであろう若者が減ることは現段階から予測されています。行政・各市町が各々に対応しているから起こりうる事象であり、足並みが揃え運動を展開できる私たちが先導することが課題解決の糸口になります。

このような時だからこそ、県内での情報伝達がスムーズに行える静岡ブロック協議会のスケールメリットを生かした活動が効果を発揮するときです。静岡に点在する様々な魅力を集約し、静岡をより良くしたいと思う人、ファンを一人でも多く増やすことで、定住人口の安定やUターン率の向上にむけた運動へとつながり、各市町が潤うという好循環のサイクルに入ることができます。なぜファンなのか、意味を調べるとただ好きなのではなく、その物事を支持するという意味が含まれています。支持とは、下支えになること、またある主張に対して賛成し後押しするというとてもポジティブな意味です。机上の空論ではありますが、もし静岡に住む人全員が静岡のファンだったとしたらと考えると明るい豊かな社会しか想像しえません。この空論を現実に近づけるべく、一人でも多くのファンを作ることをできるのが私たちJCだと信じています。

 

【笑顔あふれる静岡のために】

多くの来訪者を一同に集め、JC運動の発信と、静岡の魅力を発信できる機会こそブロック大会の醍醐味であり、一年の集大成と呼べるものです。新型コロナウイルスの影響もあり、ここ数年は大会の開催方法が制限されることや一般来訪者の集客が難しい年などがありました。地域の明るい豊かな社会の実現に向けて活動している私たちが、その持続性と存在を改めて確認する場であるとともに、多くの方に発信し、会員拡大にもつなげる場にならなければ、その意味は薄れてしまいます。効果を最大限に引き出すためには、インパクトあるブロック大会の開催が必要です。大会の規模もさることながら、多くの方が協働できる環境を整えることも成功の鍵です。地域創生の機運が高まっている今、地域を牽引する私たちが舵取りとなり、多くの人を巻き込むことで協働する意識を芽生えさせることが大会の成功につながります。

私は、自分が楽しまなければ人にも伝えられず、また人を魅了することもできないと考えています。楽しさから生まれる笑顔には影響力があり、人を引き付ける力をもっています。だからこそ2024年度は私たちメンバーが一番に楽しむことを筆頭に、多くの集客を見込める運営に力を注ぎ協働していきます。活動している地域のこと、展開している運動のことを広く伝えられる場となれば、まだ見ぬメンバーにも、地域の人にも私たちの想いが伝わります。これまでに培ってきた私たちの力を集結し、様々な団体と協働することで多くの人を魅了し、静岡の発展に寄与するとともに、会員拡大にもつながるよう皆で協力し、ともに達成感を味わいましょう。

 

【終わりに】

私は、JCに入会しなければ気づけないことがありました。

それは一人では何もできないこと、そして一人では生み出すものに限界があること。

新たな「ナニカ」を生み出すには大変な労力が必要です。くじける時もあるでしょう、逃げ出したい時もあるでしょう。しかし、すぐ横を見れば助けてくれる仲間がいます。それはただの同じ団体に所属する「人」ではなく、血の通った仲間、ソウルフレンドであり生涯の宝となりうる存在です。熱い友情を築き、共に活動していきましょう。

静岡を笑顔あふれるものにするために

 

 

基本運営方針

静岡ブロック協議会2024年度 

基本運営方針

 

 アカデミー委員会

  1 理念共感拡大グランドデザインを基軸としたJC教育の実施(継続)

  2 次世代のリーダーを育成する事業の実施

  3 理念共感拡大グランドデザインの情報収集・活用・推進

  4 ブロック協議会で運用できる人財育成パッケージの更新及び支援

  5 LOMへの拡大支援

  6 本会・東海地区協議会の事業・運動の推進及び連携

 

地域経済向上委員会

  1 持続可能なビジネスマネージメントを学ぶ企画・実施

  2 新たなビジネスを展開できる人財育成の企画・実施

  3 青年経済人としての成長の機会の企画・実施

  4 他者を思いやるJCカップU-11少年少女サッカーブロック予選大会の企画・実施

  5 LOMへの拡大支援

  6 本会・東海地区協議会の事業・運動の推進及び連携

 

魅力あふれる静岡創造委員会

  1 新たな地域特性を模索し、魅力として発信するための企画・実施

  2 持続可能なコミュニティを形成するための企画・実施

  3 地域とJCの連携を更に強める機会の企画

  4 メンバーの成長を促せる設営に心掛け、各種活動を理念教育の場とする

  5 LOMへの拡大支援

  6 本会・東海地区協議会の事業・運動の推進及び連携

 

ブロック大会実行委員会

  1 第57回静岡ブロック大会の企画・運営

  2 持続可能な組織を作るために、組織力向上の企画・実施

  3 静岡の魅力を発信するための企画・運営・実施

  4 地区・ブロック協議会との連携による地域の魅力発信の企画・実施

  5 LOMへの拡大支援

  6 本会・東海地区協議会の事業・運動の推進及び連携

 

事務局

  1 各種会議の設営、資料管理並びに議事録の作成

  2 本会、地区協議会、各種会員会議所との相互調整

  3 会頭公式訪問の実施

  4 ブロック会長公式訪問の実施

  5 ホームページの管理および運営

  6 SNSの管理および運営

  7 その他協議会運営に必要とされる業務の遂行

 

財政局

  1 協議会の会計管理並びに公益事業目的の確認

  2 協議会におけるコンプライアンス管理

  3 本会並びに会計監査人グループとの連絡調整

 

 

組織図

blank

静岡ブロック協議会の青年会議所

会議体・委員会紹介

アカデミー委員会
blank

委員長 押尾 直樹
(所属:一般社団法人三島青年会議所)

委員会基本方針

JCには「4つの機会」に代表される、自己成長につながる様々な機会が存在します。それはもちろん日々行われているLOMでの活動・運動でも得ることができますが、JCには手を伸ばせばその先にあらゆる学びの機会があふれています。スケールメリットを体感し、会員の未来に広がるさらなる可能性を見いだすには、経験の浅い会員に対して指導力開発を行い、仲間とともに自らの意志で成長の機会を掴み取りに行ける存在となり、何事にも真摯に取り組める人財を育成することが必要です。

まずは、次代のリーダーとして嘱望される人財となるため、活動に参加し仲間とともに経験を積むことで真摯に向き合う姿勢を理解し、志を共にする仲間と達成する楽しさを感じることが人の輪を広げることとなり、その後のJC活動に積極的に参加する意欲を向上させます。そして、仲間とともに成長するため、ただ漠然と時間を費やし成長のチャンスを逃してしまうことが無いよう、理念教育の重要性とJCの理念を理解してもらいます。理念の共感から生まれる一体感が、出向の楽しさを知りアクティブに活動に参加することとなり、仲間と切磋琢磨する場が増えることで効果的に成長の機会を掴むことができます。さらに、導き手として自らがどう有るべきかを理解するため、様々なタイプのリーダーを疑似体験する中で適性を判断し、目指すべき方向性がより明確になることで、一人ひとりがより主体者意識をもった行動をとることができます。

アクティブメンバーとして活動した経験が自信となり、共通の理念の大切さを仲間に周知し、積極的に様々な分野で導き手として人びとの先頭に立ち、自らの住まう地域を想う人財がリーダーとして地域に活気を生みだし、笑顔あふれる静岡につながると確信しております。

 

地域経済向上委員会
blank

委員長 戸波 佳子
(所属:公益社団法人袋井青年会議所)

委員会基本方針

近年、県内の様々な企業において人手不足やデジタル技術の導入率の低さが課題となり経済状況に対し横ばいもしくは悪化の不安を抱いています。しかし私たちが所属する青年会議所は多くの青年経済人が所属しており、様々な機会にあふれています。ここで得られる出会いや知識、経験や学びを最大限に活かし笑顔であふれる地域に向けて、一人ひとりが新たな一歩を踏み出せる人財へと成長し、優秀な人財が定着した企業をさらに発展させ生産性を上げる必要があります。

まずは、少子高齢化や企業と人財の条件の不一致による人手不足に対応し人財確保を持続可能なものにするために、多様な人財を受け入れるビジネスマネージメントを学ぶことで、意見や情報を柔軟に取り入れる意識を高め企業価値を把握し、愛着を持って働ける人財確保の可能性を拡げ企業の成長へとつなげます。そして、デジタル技術の利便性を広め導入を前向きに捉えていただくために、デジタル技術を活用し多様な人財と交流することで、人とのつながりでビジネス拡大の可能性を拡げ、企業同士の新しい連携の形を構築し生産性を向上させる取り組みを考え、誰もが地域経済に携わる経済人である自覚を持ちます。さらに、地域経済の向上を実現可能なものにするために、新しい連携の形を活かした取り組みを静岡の経済人を巻き込めるよう発信することで、地域経済の向上を志す多くの仲間とともに挑戦できる人財を育成します。

愛着を持った企業の中で多様な人財とともに働く楽しさを感じ、一人ひとりが企業のために考え挑戦できる人財へと成長します。これらの事業を通じてビジネスの幅が拡がり、企業に関わるすべての経済人と顧客の笑顔につながります。それは企業の不安を和らげ、地域経済が向上した笑顔あふれる静岡につながると確信しております。

魅力あふれる静岡創造委員会
blank

委員長 田近 義貴
(所属:一般社団法人静岡青年会議所)

委員会基本方針

静岡県は近年移住ランキングなどで常に上位を取るほど魅力ある県と他県の方々から認知されています。一方で、全国的な課題と同じく転出者のUターン率の低迷などの課題を抱えています。これは身近な魅力が当たり前となり、転出した際にその地域の新鮮さが魅力的に感じることが原因の一つと推察します。そこで体験を通じて改めて静岡の魅力の再発見と新たな一面を知ることで郷土愛を育むことが必要です。

当委員会では1年間を通じて静岡県内の様々な場所を訪れ、食を通じて地域の魅力を体験しその魅力を発信する活動を行っていきます。まずは、静岡県各地にたくさんの食の魅力があることを知るために、身近な魅力の発掘、発信の手法を学びます。学んだ手法を活かして、実際に各自の地元にある食の魅力を発信していきます。そして、静岡県に住まう人々によって継承されてきた歴史文化、伝統技術の魅力を再発見するために、歴史・伝統技術によって生み出された食品について生産者より歴史を学び、実際に製造されている現場を訪れその工程を体験することで、今日まで紡がれてきた想いを継承しその魅力を発信していきます。さらに、再発見した様々な静岡県の魅力を掛け合わせ、今までと違った目線で新しい魅力を引き出すことで、新鮮な魅力に触れ、静岡県の可能性に心動かされ、郷土愛から自ら他者に静岡県の魅力を発信するファンを増やし、県内外へと静岡の魅力を波及させます。

委員会メンバーが誰よりも静岡のファンとなり、静岡の魅力を発信する体験を通じて、自ら主体的に学び思いを伝播する力を習得します。そして、委員会メンバーの関わりにより、静岡の魅力を再発見し心が動かされた参加者は郷土愛が高まり、主体的な魅力発信の機会が増え笑顔あふれる静岡の創造へとつながると確信します。

 

ブロック大会実行委員会
blank

委員長 河島 司
(所属:一般社団法人島田青年会議所)

委員会基本方針

静岡は、東西に長く、地域ごとに方言や文化も異なり、各地域の地域資源を活かした、まちづくりがされています。地域に住み暮らす一人ひとりが、自身の身近に存在する地域課題を自分事と捉え、日常生活の中で小さいながらも行動を起こすことで、小さな力が集まり、大きな力となります。その原動力として、自身の住み暮らす地域に関心を持ち、地域の未来や今後を担う次の世代のために積極的に行動していく必要があります。

まずは、ブロック大会にて、静岡ブロック協議会一年の集大成として、JC運動を広く発信していくことで、普段LOMでは体感し得ない事業規模を感じ、皆で一つのものを生み出すことの楽しさを実感していただきます。そして、ブロック大会を次の世代に伝えるために、先輩諸兄より受け継いできた伝統を重んじた式典を開催することで、私たちの運動における魅力や意義を認識することができます。さらに、ブロック大会では、各LOMの団結力を高め、地域社会に対して好影響を与えていくために、所属する一人ひとりが相手の立場に立ったコミュニケーションを学ぶことで、JC運動の効果を最大限に発揮していただけるよう導いていきます。また、ブロック大会に参加していただく地域の方々が県内各地域の魅力を知っていただくために、各々の地域の誇れるものを協働者とともに集結させ、その魅力に参加者が触れることで、自身の生まれ育った地域に誇りを持っていただき、郷土愛を育みます。

私たちは、静岡の魅力と青年会議所の価値を結びつけ、自身の住み暮らす地域に誇りを持ち、今後地域を背負っていく次の世代のために積極的にチャレンジしていきます。そうすることで、私たちが行っているJC運動が地域から広く共感を得て、地域全体が行動を起こしていき、今以上に笑顔あふれる静岡となっていきます。

公益社団法人 日本青年会議所

東海地区

静岡ブロック協議会

〒421-0511
静岡県牧之原市片浜1216-1 カタショー・ワンラボ1階
(榛南青年会議所内)
FAX:0548-74-2777
e-mail:shizuokabc2024@gmail.com