ピッチコンテスト
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 愛媛県にある2020年度青年会議所(通称JC:ジェイシー)が取り組んでいる愛媛の経済好循環にむけた取り組みを中心に、各自治体、他団体などの取組みなど、愛媛県民の皆さまにとって有益な情報を共有しています。

2月22日(竹島の日)金沢会議にて開催されたSDGsピッチコンテストのリビューです。ステージは華やかに演出され、出演者がそれぞれの取組みを発表していました。
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SDGsを新たな挑戦として取り組もうとされている、あるいはすでに取り組まれている事業で、金沢から世界にSDGsがより広まるための企業の挑戦とアイデアを募集しコンテスト形式で競い、よりSDGsが普及するための一歩とする。企業だけではなく学生や地域団体など様々な方のエントリーご来場も可能でした。

【せとうち和菓子キャラバン】高田海道 4 17

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島と和菓子をテーマに社会と企業の継続を狙いたい。こつこつと実績を重ねることが課題だとスピーチされました。演出で良いなと思った点は、サービスのイメージ動画を流しながら自己紹介や仕組みの説明を冒頭にされていたことです。視覚や聴覚などから入ってくる情報量が多くなるので消化は大変ですが、おもしろいスピーチの仕方だなと思いました。

取組み概要

郷土の資源と風物を大切にする=美と伝統とし、社会貢献をしながら社会課題と経営課題の同時解決をねらう瀬戸内和菓子キャラバンについての取組みをお話されました。これは、原材料の仕入れ先である島などで和菓子教室を開催するだけでなく、島同士の子供たちを5Gの波が来るとわかっているので、インターネットなどを利用してネットワーク上で同時開催と総合マーケティングを行う取組みです。これにより、伝統技能の承継や郷土文化を伝えることができます。この事業での収益をまた別の島への渡航費へとあてる仕組みにしています。

スピーチについての質疑応答

①大量生産から少量希少を価値として、原材料については島独自なのか近隣なのかのストーリーを教えてください。
これに対しては、島で作っている原料はオーガニック=アレルゲンフリー。それらそれぞれのストーリーでも付加価値をつけます。

②フードロスについて、安定供給・飢餓感をあおる取組みやノウハウはないのか。
これに対しては、マーケットは追い続けなければならない。加工品への流動性は高いのでロスは少なくなる。

③オンラインで子供達への教育は、職人を増やすためなのか?
これに対しては、島の独自性を競わせたい。将来のお客様と職人のための取組みです。

【リンクコネクト】向 渚紗 5 8 9 11から 4 13 14 15

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依頼されて人のものをつくる難しさの気持ちをうまく強みに変えて会場に伝えながら学生ベンチャーの取組みを紹介されていました。演出で良いなと思った点はハキハキと”学生らしさ”をうまく演出できていたところです。他のスピーカーには学生がいない場でしたので、そこを武器としてうまく使えていたと思います。

取組み概要

学生ベンチャーでデザインと商品開発を依頼主と共同開発できるような仕組みづくりについてです。これまでの実績としては、ご当地すごろく制作、かるた制作、子供たちが実際に手を動かしながら考えて学べるホリラボの運営についてご紹介いただきました。スピーカーが解決したい課題として、学生のひとてまではなく、商売として循環させていくには、SDGsというキーワードが不可欠で、実際に活動する中で自分たちの思いだけではだめだということ。共同開発などのパートナーシップの重要さをお話されていました。

スピーチについての質疑応答

①今後も学生団体としてやっていくのか、それとも卒業後の持続性はあるのか?
これに対しては、卒業生には別の企業に就職orリンクコネクトに就職かを選べるようにしています。また、副業(スタッフ)としても取り組めるような受け口にしています。

②多くの方々に知ってもらうきっかけはあるのか。来たことない人へのアプローチは。
これに対しては、このようなステージにどんどん立つことや、取組みを知ってもらう内容が凝縮した紙媒体で広げていく。海外展開はまだ考えていない。

【KAKU】林田堅太郎 17

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人を動かすことでうまれる好循環を現代アートを通じて行いたいとの思いをお話されました。演出で良いなと思った点は、堂々としていて「こんな未来にしたい」そして「これから起こる未来が知れる機会です」と、SDGsの取組みで描く2030年の金沢についてお話をされていたことです。金沢の将来を想像した時に、現代アートへのライバルが続々と登場していく中、せっかく足を運んでくれた観光客に選択肢がないことが課題ではないのか。

取組み概要

現代アートをテーマにまちづくりをしてきた金沢は、ライバル美術館が続々と仕掛けてくる中で集客も落ちている、そして落ちていくのではないか。そこで美術館やアートを見せる場所を点在させて、まち歩き・宿泊込みのお客を増やしていく人がまちをどんどん動いていく好循環を想像されていました。さらに美術館に展示する作品の基準は非常に高く設定され、世界的に評価をされているものとしている点も、尖っていて差別化に繋がりそうですね。繰り返しになりますが、これから起こる未来を知れる機会ですとお話されていたのが印象的でした。

スピーチについての質疑応答

①今後の作品はどのような資金で引っ張ってくるのか。
これに対しては、入場料から、VC等を利用する。※この時もクラウドファンディングなども取り入れて達成されている報告もしていました。また、どれくらいの資金があればに対しては作品の規模は様々です。

②投資家の立場でメリットやリターンは?
これに対しては、いかに投資額に対してリターンさせるのかだけでなく、美術館の中での名称等の掲示です。

②海外でも実績の多い視点や取組みだが、国内での現代アートでの差別化は。また、生物文化多様性(伝統・革新)既存のものとの共存はどうか。
これに対しては、世界的に活躍しているかどうか。基準を明確にしている。

【ADEA】原嶋なつみ 甲賀ゆうこ 4 17 実践していく力

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子育てママ、女性の視点から学習建築家としてクリエイティブラーニングが行える”見ること”、“感じること”ができる場を提供するスピーチをされていました。おえかきではなく、自己表現。思考表現ではなく、体験こそがアートだと。五感×アート=教育でSDGs連携をスピーチされていました。演出で良いなと思った点は、二人組で登場したことで他のスピーカーとは差別化をしていたところです。お話するパートも分けて、心強い環境をつくったなかでの演出になるほどなと思いました。

取組み概要

楽しく軽やかに創造できる場を提供し、未来に問いを立て解決する人材を育成する。STEAM教育を横断的にといいながら、Aがないのが日本の現状であり、アート教育こそが子供には必要だとお話されていました。金沢では誰もやる人がいないから、我々は教育をうけているのでそれが実現できる。そして、国内のネットワークもあるとお話されていました。SDGsパートナー連携で、どんどん体験ができる。さらには金沢でしかできない体験をどんどん行えるようにしたいと語られていました。さらに、祭りを創ることについて、想像しフェスではなく、祭りを構築する。例えばゴミを出さずにどうすれば?などもお話されていました。視野を広げて宇宙ゴミをどうリサイクルや地球を越えた持続可能にもこれからはチャレンジしたいと夢を語っていました。

スピーチについての質疑応答

①これからビジネスとして拡大とのお話はしていくが、関東だと多いので全国展開のための独自性は。
これに対しては、金沢を重視する(文化資源・文化資源)オリジナルカリキュラムを構想している。
②人の移動はイメージしているのか。
生徒は巣立ってもいい、世界に飛び立つ、そして帰ってくる。
③企業の協力が必要というが、どのような協力が必要なのか。
ひとつの場所では完結できない。施設、場所、リソースが必要。また、あまりカテゴリーは決めない。

【株式会社ククルス】増田貴史 6 12 14 15

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世界でも問題になっているアパレル産業の課題についてSDGsの取組みで解決していく夢を語っていただきました。演出で良いなと思った点は、草木染ドレスのファッションショーのお話で、冗談も交えながら余裕をみせる話し方で、会場の雰囲気を引き込む空間をつくっていたところです。スピーチの冒頭で笑いがハマるとスマートでかっこいいですね。

取組み概要

これまで構成繊維を染める染料には代替えがないと言われてきた。これにより多くの環境破壊や人体への被害が確認されているにもかかわらず、業界としても触れてこなかったテーマであった。理由としては天然由来の染料だと、合成繊維が染められない。光に弱く実用性がない。と思われてきた。しかしこれをSDGsの取組みで解決して、脱石油社会への取組みと、廃棄農作物から天然染料をアパレル産業に売り込んでいく。さらに、環境にいいものを選ぶ。ではなく、かっこいいものを選ぶという新しい価値観をつくる。カッコいいものを追い求めていく先にSDGsがあるといいですよね。と、発想を変えての夢のお話をされていました。

スピーチについての質疑応答

①お客はメーカーか、染料を使う場所か。また、設備投資はどうか。
これに対しては、寸胴鍋をイメージアップしたものだ。
②スケールするとできない課題は。
これに対しては、1,000klまでは可能だ。
③同じ色合い、同じ品質はできるのか。研究のなかでできるのか。
これに対しては、同じものができない事を逆転の発想で付加価値をつける。作ったシーズンなどでも付加価値にする取り組みもこれまでに他社だがある。

※最優秀はこちらの内容でした。おめでとうございます。
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まとめ(感想)

知らない人(情報弱者)にはならず、受信力を高めていく事がやはり大切だなと思いました。このようなコンテストを見ると実際に自分もプレイヤーとして登壇や、機会の提供としてコンテストの開催なども愛媛県でおこないたいなと思いました。この良さをどのように伝えていくのか。持続可能な社会について愛媛県でももっとアクションしたいですね。

 愛媛はみかんだけですか? いや、そんなことないですよ。
 最後までお読みいただきありがとうございます。

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