皆さん、こんにちは!私は2021年度IT×政策広報委員会の副委員長の劉生琢行です。
深澤委員長からバトンタッチを受け、私が第2弾を担当する事になりました。
どうぞ、宜しくお願い致します。
前回、DXのわかりやすい紹介につづき、継続篇を私は元チームメイトであり、現役プロバスケットボール選手をインタビュー形式でお届けします。
最後までお付き合い頂ければ幸いです。

名前:齊藤 洋介
職業:プロバスケットボール選手
経歴:2010年よりプロキャリアをスタートし、2018年まで信州(Bリーグ)でプレイをしたのち、3人制に転身。2019年よりBREX.EXEでプレイし同年にリーグ優勝、国際大会を7つ出場し、東京オリンピック日本代表候補選手として活躍しています。
■HP→http://yosuke-saito.com

添付画像1-2

劉生:
本日はよろしくお願いします。まず、お仕事について具体的に教えてください。

齊藤選手:
3人制バスケットボール3×3をBREX.EXEに所属しています。
東京オリンピック正式競技種目になった新種目もあり、日本代表候補として、
頑張っています。今は現役選手をしながら、バスケットボールを教えるスクールや出張クリニックをしています。2019年より事業を法人化しました。

劉生:
なるほど、プロ選手という表現者から経営者になり、苦労されたことや辛かったことは何ですか?

齊藤選手:
少人数で会社組織をスタートして、経理的なことは一番難しかったですね。
お金まわりのことをちゃんと向き合うことや、選手として現役を継続しながらというのもあって、スポンサー営業、会社の業務をこなすための時間の分配が難しかったです。今は、税理士に助けってもらってなんとかやっています。 

劉生:
プロ選手の場合は、たくさん練習をして自分のパフォーマンスを高めることに専念してきて、社会のことはほとんどの知らないという選手が多いと思います。
経営者として苦労されたことを乗り越えていくために、どんなことをしましたか?

齊藤選手:
正直、最初はやったことのないことややり方がわからない仕事が多すぎると感じました。自分がプロとして実践してきたスキルや経験を子供に教え、子供が上達する姿を見ると素直に嬉しいですし、YouTube、TikTok などのSNSを活用して、発信をしていくと再生回数、フォロワーさんが増え、見える「数字」と比率して、会社の売上が伸びることに達成感が感じました。
自分のやりたいことが今の時代に需要があると確信して、仕事としての楽しさは徐々に出てきましたね。

劉生:
なるほど、現役選手は得点、勝利数などの数字が次シーズンの契約に反映されますように、ビジネスにおいても数字が嘘がつかないことに気づいたんですね。
コロナ下で仕事に影響がどのように変化しましたか?

齊藤選手:
自分の仕事は、スポーツなので、やはり一人ではできない、人を集まらないと始まらないし、スクールとクリニック依頼は完全中止になったという状況になりました。しかし、元々オンラインコンテンツを考えていたので、自分の場合はコロナの影響というより「コロナがキッカケを作ってくれたから」一早くオンライン移行に踏み出せたというふうに考えています。

劉生:
ポジティブですね笑
2020年を振り返ってみると、オリンピックの延期、予定されていた試合が中止になり、スクールとクリニックが開催できない状況を具体的にどのように解決しましたか?

齊藤選手:
やはり(スポーツは)リアルで教えるのは一番良くて、完全にオンラインに移行することは難しいですが、時代の流れに対応するためにSNSを使ってオンラインでバスケットを教えることで、認知度が上がり、配信し続けることで今までにないほどたくさんのクリニックの依頼を頂いております。教材動画を作って販売もして、今は毎月自動的に売上が立っています。
オンラインで収益を上げていくと同時に、オンラインに注力することでオフラインに相乗効果が絶大。アフターコロナに事業がドライブすることをへの期待はかなり大きいです。

劉生:
楽しみですね!さて、本日のテーマ「DX」という言葉は聞いたことがありましたか?

齊藤選手:
聞いたことがないですね〜

劉生:
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が初めて使われた2004年からであり、提唱者であるスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授は、DXを「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ことと定義しています。スマホの普及やコロナウィルスの影響で、人々が色んなディバイスでオンラインコンテンツを消費量が年々増加している中、斎藤選手は無意識で事業のDXをしていますよね。

齊藤選手:
そうですね。時代は間違いなくデジタル化していくと思います。自分の場合はこのままプロを引退をした後、元プロ選手がスポーツを教えるだけでは、面白くないし競争力もないと思いました。プラスアルファーの何かを作らないといけないと思いました。対人スポーツはリズムがなかり重要で、タイミングをずらすことができれば、スピードがなくても勝負できる。プロの経験を生かして、バスケットボールのスキルを言語化して、子供たちがもっと理解しやすいように発信する。動画でフォロワーさんが見やすく、理解しやすいようにSNSの配信を研究し続けて行きたいですね。

添付画像③

劉生:
経済産業省は「2025年の崖」として警鐘を鳴らしており、一刻と迫るタイムリミットの中、一番DXが難しいと思われるスポーツの経緯を聞かせて頂きました。今回の取材の記事は、若きリーダーが所属する青年会議所メンバーのHPに掲載されます。これからDXをする企業、DXに悩んでいる企業も多くにあると思います。これらの経営者向けにメッセージをお願い致します。

齊藤選手:
経営者の先輩達に偉いそうなことは言えないのですが、、、今の時代は自分もしくは自社の認知度を上げる為にSNSはマストと思います。高額なコマーシャルよりも効果を果たすケースもある、そんな時代になろうとしていると思います。
自分が注力しているSNS、動画を例として、自分たちがやっていることをただ単に動画にまとめてSNSに発信しても成果を得られていないと思います。SNS上のコンテンツは、細かくジャンル分けされていて、よりアイキャッチする要素がないと見てもらえない。まず、自分の「持ち味」や「強み」が何かを見つめ直し、そこにプラスαを加えることが重要であり、高い発信力は今の時代に必要なことで、必ず自分のビジネスにメリットをもたらしてくれると思います。

劉生:
大変参考になりました。ありがとうございました。

齊藤選手:
こちらこそ、ありがとうございました。