公益社団法人日本青年会議所関東地区群馬ブロック協議会2023年度 公式HP

基本理念・会長意見書

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基本理念

新たな挑戦が未来を描く、幸せ溢れる群馬の創造

会長意見書

「新日本の再建はわれわれ青年の仕事である。」で始まる設立趣意書のもと、日本青年会議所は1951年に設立しました。焼け野原の中、再建のために使命感を持った青年たちの志は、今も絶えることなく引き継がれています。それは、過去に未曾有の災害が起きた時や新型コロナウィルスが世界中に猛威を振るい、多くの事業やイベントが中止や自粛を強いられた中でも青年会議所は違いました。知恵を絞り合い、「今」地域のためにできることを考え、仲間とともに挑戦をし続け、可能性を模索し率先して行動を起こしてきた団体です。だからこそ「青年会議所は、青年が社会により良い変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する」ことを胸に、青年らしく失敗を恐れず邁進していくべきです。

テレワークやDXの急速な普及により、働きやすい環境が整い、業務効率化や安全性の確保などの効果が得られた一方で、閉鎖的な状態が増え、コミュニケーションが断絶した中での授業や業務にメンタルの不調を訴える人がいるように、新たな問題点やストレスも表面化し、会社としての生産性やパフォーマンス力が低下しています。環境整備だけではなく、心の豊かさにも注視していくことが大切です。だからこそ、一人ひとりがwell-being(幸福)を中心とし、自分や家族、関わる人たちをより幸せに、そして地域をより幸せにしていくことを考えることで、やさしく、寄り添い、支え合える素晴らしい社会を創造することができます。

群馬ブロック協議会だけではなく、全国の会員数の推移は下降の一途を辿っていますが、入会者数と卒業生数だけにスポットを当てると純増をしています。なぜ会員数を減らしてしまっているのか。原因は「退会者数」です。退会には様々な要因がありますが、青年会議所のことを知らずに退会してしまう会員が多数います。青年会議所の理念を理解し、青年会議所に共感し、入会に導くことで退会者数を留めることができます。また、2019年の青年会議所の平均在籍年数が7.5年に対して、現在の平均在籍年数が4.2年と2年間で大幅に短くなっています。本来であれば様々な役職を経験、また青年会議所活動や出向先での経験を積み重ねる中で、青年会議所の組織運営や本質を理解していきますが、分からないまま卒業していく会員が増えていってしまうことや早熟なトップの組織運営になってしまうことが懸念されます。メンバーが活動に対する楽しさ、喜びを感じて貰うためにも、出会いと学びの機会の提供をしていくことでメンバーの更なる成長、そして各LOMの活性化に繋がります。

2013年の入会以来、桐生青年会議所だけではなく、群馬県内各地青年会議所の諸先輩や仲間達と出会い、切磋琢磨をする中で友情を育み、自身の考え方や物事の捉え方が変わり、青年会議所に出会わなければ今の私はあり得ないと感じるほど、青年会議所に出会えたことを心より感謝しています。歴史と伝統がある群馬ブロック協議会の会長という重責を担うにあたり、一層身が引き締まる思いですが、最高の仲間とともに活動できることを想像すると楽しみで仕方ありません。ともに活動出来ることの喜びを噛みしめ、二度とないこの「1年」を後悔なく、全身全霊をかけて邁進していきます。1年間どうぞよろしくお願いします。

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