京都会議3日目のフォーラム一つ目の情報です。
国際競争力が低迷している現状の日本あっても、日本各地の魅力、地域に眠る魅力などまだまだ埋もれている文化を掘り起こすことで世界の市場にうって出ようという趣旨で開催されました。
【テーマ】
Stay Hungry, Stay Foolish
~世界への挑戦~
ロサンゼルスで”Misaky Tokyo”という和菓子ブランドを立ち上げられている三木アリッサさんと、豚骨ラーメンの一風堂創業者、河原成美さんを講師にお迎えしました。
印象的な言葉は海外市場で日本の魅力を売り出すためには8:2の法則を意識しようということです。日本人は自国の文化に誇りを持っているのはいいけれど、そのまま海外に持ち込むとなかなか受け入れてもらえない、少し誇りを捨ててでも日本文化の要素は全体の2割に押さえて、残り8割は海外の地域の好みにマッチさせていくことが大切とのことです。三木さんは日本文化の抹茶やゆず等は使うが2割程度で他はクランベリー等その地域の材料を使っているとのことでした。また、河原さんも日本の屋台文化をそのままは持ち込まず、綺麗なレストランの店舗にしておられるとのことでした。
最後に「今は海外で事業がとてもやりやすい時代、閉塞感のある日本をあなたたちが壊してほしい。」というメッセージを我々に投げかけて頂きました。