5月6日~5月7日 秋田県由利本荘市、安楽温泉にて
東北ゼミナール特別委員会第二講座【絶対にCO2をオフセットする温泉宿1泊2日の旅in由利本荘】が開催されました。
CO2をオフセットすると銘打って行われた今回の講座のテーマは【カーボンニュートラル】。
冒頭のアイスブレイクでは、ボードゲームを使って生活の中でどういったことがどの程度CO2を削減する効果があるのかを学びました。
日常のちょっとした行動が意外にもCO2の削減に効果的であることを知ることが出来ました。
その後は土田牧場に移動しながら、実際にCO2をオフセットしているものをゼミ生自身が探すというアクティビティに富んだ学びが用意されておりました。
続いて鈴木ゼミによる研究発表では、カーボンニュートラルについて現在世界や地域が抱えている問題点、今注目されているバイオマス燃料、今後重要となってくるであろうJ-クレジット制度など、深く研究された資料と発表内容に、他のゼミ生も食い入るように話を聞いている様子でした。
特に注目だったのは、次世代の航空燃料としても重要視されている【SAF】。植物由来のバイオマス燃料や生活の中で排出される廃油を、航空機の燃料として使用しようとする試みです。生活の中でどうしても出てしまう廃油で、飛行機が飛ぶ時代が近いうちにやってくるそうです!!
2日目は大森建設株式会社の石井様を講師に招き、風の松原風力発電を例に風力発電についてより深く学びました。災害時の電力供給の仕組み、市民還元型ファンドなど様々な仕掛けで住民を巻き込み、地域一体で環境問題に取り組もうとするその挑戦は、この場でしか聞けない貴重なお話でした。
大森様本当にありがとうございました。
グループワーク課題の、活動エリアでのカーボンニュートラルに対する課題を見出し作成したアクションプランも、各々の地域と作成者の個性が光る素晴らしい物でした。
また、2日間の学びを得て最後に発表したゼミ生の1分間スピーチでは、確かな成長を感じました!
今後も東北ゼミナール特別委員会にご注目ください!!!