今その一手が未来の青森を輝かせる

会長意見書

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今放つその一手が青森の未来を変える

はじめに

青年会議所運動とは、戦後間もない中、戦後日本の再建を目指して集まった青年たちが起こした運動であり、青年会議所は他のどの青年団体よりも先駆けて各地で運動を繰り広げてきた団体です。しかし今では多くの青年団体が数多存在し、時の経過とともに会員数も減少の一途をたどっている状態です。それに伴い、組織改革が叫ばれるようになりました。また、新型コロナウイルスの影響もあり、県内情勢と伴走する形で、青年会議所の運営は大きく変化しました。この変化そのものを改革と位置付けることの危うさも併せて感じております。2023 年、改めて運動運営の両面を見つめなおすときが来ていると強く感じております。

組織改革の価値感

今我々に求められているのは、真の意味での組織改革です。会員定着のために修練を緩めることが是でもなければ、旧態依然を維持しながらむやみに何から何まで昔のままでいることを求められているわけでもありません。大切なのは、過去に学び、現状を良く分析し、未来へつなぐということです。このバランスが崩れた組織改革は、一方では負担軽減ばかりが重んじられることにより組織が形骸化し、一方では無機質に形式ばかりが論じられ組織が硬直化し、一方では現状にそぐわないハイテクな考えや新論を重んじ周りを顧みず組織が荒廃する。こういったことになりかねません。あくまでも、過去の延長線上にデザインされた組織であることを真の組織改革と位置付けます。創始の精神を大切にし、青森の未来のために放つ一手に真摯に向き合える組織づくりが重要です。

調整機関としての青森ブロック協議会の在り方

青森ブロック協議会は、日本青年会議所の下部組織であり、8LOMの調整を担います。本会からの様々な有益な情報を各LOMに発信していくことはもちろん、LOM間の意見交換や情報共有の場を積極的に作り、かつすべての事業をLOMに対して有益に機能させていくことで、広域的な視野での青年会議所運動の拡大に努めていくことが肝要であると考えています。会長としてはもちろん、役員として出向していただく皆様にも、一番にはこの点をご理解いただき、議論の中心にいつもLOMへの効果を据えていくことを求めていきます。

結びに

青年会議所運動の根幹には常に、明るい豊かな社会の実現があります。未来の青森を明るく豊かなものにするのは、市民一人一人の力であり、その原動力となるべく我々青年の運動は存在しています。未来を変える効果を生み出していくためには、受け継ぐべき過去をしっかりと受け継ぎ、現状を追求していかなければなりません。そして、今放たれるその一手こそが、未来の青森を変えていきます。私は会長として、LOMと手を取り合い、これからの青森をデザインしていきます。

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