宿命を受け止め運命に挑む希望に溢れる自立した九州の創造

第3四半期を振り返って

  • HOME »
  • 第3四半期を振り返って

【第3四半期を終えて】

先日の平成29年8月25日から27日まで、福岡ブロックは久留米の地にて開催させて頂きました九州地区大会「九州コンファレンス2017in久留米」にご参加を頂きました全ての皆様に心より厚く御礼を申し上げあげます。

本年度の九州地区協議会では、確かなエビデンスをもとに、そう遠くはない未来について仮設をたてることから本大会の構築に向けて準備をすすめて参りました。現役世代がおよそ還暦を迎える2040年、本大会の開催地である久留米市をはじめとする九州に存在する233の市町村は、その半数以上が消滅する可能性を秘めています。自らの故郷が消滅するということは、自らの大切な人や生業を守っていくことが困難になる時代に突入しているといえるのであります。この現状を打破するべく我々は今こそ、世のため人のためが自分のため、言い換えれば、自分のために、世のため人のために決起しなければならない決断の時を迎えています。そして、その決断を下す覚悟を定めるには、まずは我々の宿命を受け止める必要があると捉えています。

1953年6月に発生した西日本水害は、九州北部地方を中心に死者・行方不明者1001名、浸水家屋45万棟、被災者数は約100万人という戦後最大の水害となりました。私事ではありますが、当時、大分県別府市は浜脇という地で商店を営んでいた祖父は、この水害により命は取りとめたものの、商店は流され、絶望に打ち拉がれたと教えられています。この時、絶望を希望に変え、窮地を救ったのが、既に他の地域で活動をしていた、祖父と同世代の青年、他でもなく九州各地そして日本各地のJCであったのです。己の意志では決められない宿命。我らに宿る命は、父母、祖父母という連綿なる命の繋がりに加え、大東亜戦争敗戦による戦後荒廃の中から「新日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもと、あらゆる困難を英知と勇気と情熱をもって果敢な行動力で突破してきた先人の存在があり、我々は今、そのもとに生かされています。今、我々の祖父世代は、天寿を全うしようとせん齢であり、返しても返しきれないほどの恩恵を我々へと託してくれたのであり、感謝しても感謝しきれない忸怩たる想いがあります。我々は、これらを須らく受け止め、これからの運命について歯を食いしばり切り拓いていく責任があるのです。

これからの運命に挑むために、本大会のテーマを「ALLKYUSHU」と定めさせて頂きました。自らの大切な人が住み暮らす故郷の自立のために、広域的且つ俯瞰的な視野で広域連携する必要性について熟議を生み出し、単一地域では解決し得ない各地の課題解決に資するべく、教育再生と経済再生の両輪による地方創生を主題とした各種フォーラムを開催し、次世代への継承をするべく大会式典を執り行いました。皆様におかれましては、本大会を起点として故郷の未来の担い手として今後益々飛躍されることをご祈念申し上げます。

結びとなりますが、今年も残すところ3ヶ月となりました。本年度の日本青年会議所の基本理念である「教育再生と経済再生による誰もが夢を描ける日本への回帰」の実現に向けて、宿命を受け止め運命に挑む希望に溢れる自立した九州の創造を基本理念とした九州地区協議会の政策と運動をさらに推し進め、確かな検証を行い、次代へと継承して参ります。そして、2018年度、九州には大いなる機会が訪れようとしています。鹿児島ブロック内は鹿児島の地でASPAC、そして、宮崎ブロック内は宮崎の地で全国大会が開催されます。各地会員会議所の皆様におかれましては、引き続き「ALLKYUSHU」の志のもと、この機会に是非とも参画して頂き、各地会員会議所の発展と成長に繋げて頂ますようお願い申し上げます。皆様の今後益々のご活躍を祈念し、御礼方々ご挨拶に代えさせて頂きます。

 

公益社団法人日本青年会議所

九州地区協議会 会長 小間喜広通

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
  • LINE
PAGETOP