公益社団法人 日本青年会議所

関東地区

千葉ブロック協議会

千葉ブロック協議会の様々な取り組み

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千葉ブロック協議会について

公益社団法人日本青年会議所

千葉ブロック協議会

2025年度 会長

齋藤 隼 君

(公益社団法人松戸青年会議所 )

意見書

公益社団法人日本青年会議所 関東地区

千葉ブロック協議会

2025年度会長 齋藤 隼

【はじめに】

 

千葉県は首都圏に位置し、空の表玄関である成田空港や国際拠点港湾である千葉港、東京湾の中央部を横断するアクアラインを有し、京葉臨海コンビナートに代表される素材、エネルギー産業の集積や全国屈指の産出額を誇る農林水産業等バランスの取れた産業構造社会が形成されています。 また、東京湾や九十九里浜等の海に囲まれ、利根川や江戸川、印旛沼や手賀沼等多様な水辺空間の他、房総丘陵には緑豊かな山々が連なり恵まれた自然環境が広がっています。 さらに、各地には魅力的な観光地もあり高い総合力を持っています。 しかし一方で、課題が山積している状況はぬぐい切れません。 はじめに、少子高齢化が進み、将来を見据えた場合、地域経済の縮小や都市や集落の機能低下等が懸念されています。 また、合計特殊出生率が全国平均1.26%に対して千葉県は1.18%と低く、特にこれからの時代を担う年少人口の割合は過去5年間に亘り減少し続け、令和5年度では11.5%と過去最低の値です。 さらに、令和元年房総半島台風等の自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大等により、県民生活や経済活動に甚大な被害や影響が生じています。 そして、千葉県民に千葉県内の魅力が十分に浸透されていないため、千葉県民の愛着度、定住意欲等を調査した持続度ランキングでは44位と全国の中でも下位に位置しています。 これらの少子高齢化、災害対策、帰属意識の課題に対して立ち向かっていかなければなりません。 個性豊かで魅力的な千葉県の輝きをより一層輝かせるためには、千葉県内24LOM間だけでなく、24LOMと関係諸団体との有機的な繋がりを基盤とした地域をつくり上げていく必要があります。 JCは、明るい豊かな社会の実現を目指し、社会の課題を解決することで、持続可能な地域をつくることを活動の主体としています。 だからこそ、私たちの運動は、市民が住むまちの明るい豊かな明日のために、それぞれのまちの問題を市民の中から掘り起こし、市民とともに解決を図ることが必要です。 そして、市民にその意義を理解していただく必要があります。 不確実性の時代であるからこそ、千葉県24LOMが有機的に繋がり、JC運動の本質に立ち返り、絆の力で共に輝く笑顔あふれる千葉を創造して参ります。

 

【笑顔あふれる組織拡大について】

 

JCが設立されて以来、今日に至るまで継続している唯一の運動が会員拡大です。 しかし、2018年度から2024年度までの期首会員数を比較すると全国平均が23.0%の減少に対し、千葉県は32.5%と全国平均を大きく上回っています。 会員数減少はLOMの財政面の負担増加のみならず、時代に即した社会課題の解決ができなくなることに繋がってしまいます。 組織の新たな可能性を広げるためには、JCの理念に共感するとともに、それを新たなメンバーに伝えることで、次世代社会に即した課題解決力を組織として高めていく必要があります。

まずは、各LOMのメンバー数を純増させるために、現状の課題である退会者の増加や例会出席率の低下に対して最適かつ効果的な課題解決策を立案し、LOM訪問を通した直接的な支援とともに、その対策における進捗状況を共有し続けることで持続的な拡大支援を図ります。 そして、JCの理念に基づいた会員拡大の必要性を学ぶだけでなく、具体的な拡大手法や拡大に対する意識や気持ちのあり方についても習得できる事業を開催し、メンバー一人ひとりが自然と拡大をしたくなることで、各LOMの組織拡大へ寄与していきます。 さらに、千葉県内のメンバーが有機的な繋がりを体感するために、千葉県内のスケールメリットを活かした交流事業を開催し、たくさんの出会いから育まれる絆と楽しさを感じることで、千葉県内全体の拡大意識を向上していきます。

JCに魅力を感じ、その魅力を他者へ自らの言葉で説明ができることで会員拡大は成功すると考えます。 だからこそ、メンバー一人ひとりがJCの楽しさを感じ、24LOMが一致協力し会員拡大に取り組むことで、将来にわたり同じ志を持った仲間が増え続け、絆の力で共に輝く笑顔あふれる組織へと発展していきます。

 

【笑顔あふれる組織と人財育成について】

 

千葉県内各LOMで一番多く抱えている課題として、メンバーの入会歴が浅く、経験値が不足しているメンバーが過半数を超えていることが挙げられます。 また、例会出席率が24LOM平均で約65%と低いこともJCに対する理解を得られずに活動している原因の1つであると考えられます。 さらに、2024年期首時点で、20名以下のLOMは11LOMと約半数である現状では、持続可能な組織を構築していく上で課題の1つです。 現状の推移に鑑みると、これからも入会歴の浅いメンバーが多くなることは予想されるため、入会歴の浅いメンバーに対して、なぜJCを続けているのか、JC運動の本質とは何かを理解していただける機会を提供しなければなりません。 なぜなら、これらを理解できずに活動し続けていくことはメンバーの成長にとっても、延いては地域の発展にとっても望ましいものではありません。 JCの目的を理解し、地域の課題を解決し持続可能な地域として発展していくためには、メンバー一人ひとりが共に輝き、組織として成長していく必要があります。

まずは、入会年数に関わらず成長できるメンバーをより多く輩出していくために、

例会出席率が低下しているLOMを選定し、JCの理解を深めるための直接的なLOM支援を年間通して行うことで、千葉県内メンバーのJAYCEEとしての主体性を育みます。そして、JC活動に前向きな人財へと成長していくために、自身の仕事や家庭にもJCの取り組みが密接に繋がっていることを体感できる事業を開催し、JCの理念に共感を抱くことで、共に輝き活気ある組織基盤への構築に貢献していきます。さらに、共に輝く青年経済人として成長していくために、JCとビジネスの関連性を学ぶ事業を開催し、自身の社業と照らし合わせて将来を考えていくことで、JC活動への積極的な参画意識を醸成します。

JCの目的を理解し、自身の成長から周りの方々の成長へとつなげていくことで、JCの活動に対して意欲的なメンバーを増やし、絆の力で共に輝く笑顔あふれる組織へと成長を遂げていきます。

 

【笑顔あふれる連携推進について】

 

複雑化する社会問題に対処するためには、単一の組織だけでなく、行政や民間企業、専門家等との連携が不可欠です。持続可能な地域の発展には、技術革新を行っている企業や大学、研究機関等、これまでのやり方に捉われないパートナーとも連携を強化して地域の課題解決を図ることが重要です。JCには関東地区、日本、世界とも繋がれるネットワークがあるからこそ、千葉ブロック協議会はそれらの連絡調整機関として機能し、複雑化する社会問題に果敢に取り組んでいく必要があります。

まずは、各LOMの運動の効果を高めるために、日本JC、関東地区協議会と連携し、連絡調整会議を開催するとともに各事業や各種大会への参加を推進していくことで、様々な課題への取り組みを学び、LOMの課題解決力向上に寄与していきます。そして、2025年度は、国政選挙が予定されていますが、千葉県の投票率は参議院、衆議院選挙ともに全国平均の投票率と比較して低い投票率であることから、政治参画意識を高めるために、主権者意識を醸成する事業を開催し、日頃の生活の中で政治は密接に絡んでいることを認識することで、将来に対する選択は自らが決めていくという当事者意識を育みます。さらに、人口減少による経済停滞を打開するために、デジタル技術を活用した生産性向上の具体的な取り組みを学ぶ事業を開催し、人手不足でも企業の競争力が強化されることで、所得が向上し安心して子どもを産み育てられる地域社会構築への一助とします。

単一の組織だけでは解決困難な課題においても、JCのネットワークを駆使し、その他様々なパートナーと連携を図り、有機的な繋がりを持つことで、千葉県内それぞれの地域社会が絆で結ばれた持続可能な千葉を創造します。

 

【笑顔あふれるブロック大会について】

 

千葉県はバランスの取れた産業構造を形成し、海や山に囲まれた自然豊かなまちを活かした観光地をたくさん有しており、総合力の高い県です。しかし、千葉県政による世論調査では、地域の特色や魅力を十分に活かした観光地づくりが行われている、と回答した割合が28.8%と低く、千葉県に数多ある魅力を活かしきれていない課題があります。だからこそJC運動の1つである社会開発として、市民と共に地域の魅力を再認識し、県内外からたくさんの方々が訪れたくなる観光地としての付加価値を見出していくことで、千葉の魅力を昇華していく必要があります。

まずは、千葉県内24LOMが一致協力できる盤石な組織基盤を構築するために、24LOMと共に輝き、笑顔あふれる千葉ブロック大会の開催をPRし、千葉ブロック協議会の運動の集大成を力強く発信することで、有機的な繋がりを一層強くします。そして、ブロック大会の5つの益を達成させるために、主管LOMと千葉ブロック協議会、その他行政、関係諸団体と連携を図り、観光地としての各LOMのモデルケースとなることで、誰もが訪れたくなる魅力ある観光県千葉を共創します。さらに、将来に亘る千葉県の持続可能な発展のために、千葉ブロック協議会や千葉県内24LOMの運動を共有し、次年度へとバトンを引き継いでいくことで、千葉県内24LOMと共に輝く千葉県の未来を創造します。

数多く埋もれた千葉県の魅力から新たな価値を発掘し、単一の組織では解決できない課題も様々なパートナーと連携を図り、互いの強みを活かしあう中で育まれる絆の力で共に輝く千葉を共創して参ります。

 

【笑顔あふれる事務局の組織運営と広報について】

 

会議体である青年会議所の事業運動は、参加者の意思決定によって決まります。その重要な会議体である諸会議は効率よくかつ円滑に運営していく必要があります。また、千葉ブロック協議会の事業は千葉県内各LOMからの貴重な資金の基、運営しているため、コンプライアンスを遵守した健全かつ透明性の高い財政運営をしていく必要があります。

まずは、すべての会議を円滑に進めていくために、諸会議の日程から逆算した上程スケジュールを各委員会へ厳守させ、諸会議の意義や必要性を参加対象者に伝えるとともに、参加しやすい環境を構築し出席を促していくことで、規律を遵守した事業運動を展開していきます。そして、連絡調整機関としての担いを果たしていくために、日本JC、関東地区協議会と24LOMとの連携を図り、最新の情報を迅速かつ正確に発信していくことで、千葉県内24LOMとの繋がりを強固なものにします。さらに、JCのブランディングを強化するために、私たちの運動を千葉県内外へHPやSNSにて幅広く情報発信し、頻度高く県内LOMや委員会の活動情報等を投稿し続けることで、県民のみならず千葉県内メンバーへのインナーブランディング向上にも寄与していきます。

組織の下支えとして機能する事務局の結束力が、組織全体の結束力を高めると言っても過言ではありません。だからこそ、事務局は一丸となり組織全体をより輝かせ、より高い地点へと押し上げていこうという気概を持って取り組んでいくことで、絆の力で共に輝く組織を創造して参ります。

 

【むすびに】

 

不確実性の時代であるからこそ、不安や恐れを誰でも抱いてしまいます。しかし、先行きが不透明な時代は今に始まったことではなく、JCは、これまでも社会の課題解決に向けて、情熱から生まれる果敢な行動力を結集し、明るい豊かな社会の実現を目指して活動し続けてきました。私たちは、互いに研鑽し合い自己を高め、同じ理念の元、活動しているからこそ強い絆が育まれます。この絆が力となり、一人では困難な課題に対しても乗り越えていけるのです。そして、困難な時にこそ、共に笑い合える仲間がいることは大きな力となります。不確実性が高まる時代でも、笑顔を見せることで、自分自身や周囲の人々に希望を与えることができます。これは、困難な状況に立ち向かう力の源です。

世界を俯瞰してみてみれば、私たちのいる地域は小さな点にさえなっていないかも知れません。しかしながら、一人ひとりが目の前のことに一生懸命取り組むことで輝きを放ち、それが周りの人たちを照らし、周りの人たちが輝けば、地域が、国が、世界が照らされます。そうすることで光の点と点はやがて線で結ばれ、面となり、まばゆい大きな光となり未来を切り開いていくでしょう。だからこそ、まずは私自身が率先して千葉県内24LOMの目的が達成できるように貢献して参ります。

私たちが住み暮らす地域のために、仲間と共に、絆の力で共に輝き、笑顔あふれる千葉を創造していきましょう。

基本計画(基本理念・基本方針)

組織紹介

組織拡大委員会

委員長 森田 昌
(所属:公益社団法人流山青年会議所)

理念共感に基づいた会員拡大を推進し、千葉県内24LOMのすべて会員数純増を果たします。

組織活性アカデミー委員会

委員長 鳥海 翔平
(所属:一般社団法人東金青年会議所)

逆出向を通した直接的なLOM支援を行い、同じ志を持つメンバーを増やし、組織の結束力を高めていきます。

連携推進委員会

委員長 小林 俊輝
(所属:一般社団法人市川青年会議所)

日本JCや関東地区協議会との連携を図り、千葉県全体を有機的に繋げていくことで、より強固な絆で結ばれた千葉を創造します。

ブロック大会委員会

委員長 中村 啓太郎
(所属:一般社団法人市原青年会議所)

千葉の眠れる魅力を掘り起こし、県内各地にて展開できるモデルケースを発信していくことで、誰もが訪れたくなる観光県千葉を共創していきます。

千葉ブロック協議会の青年会議所

[SC名=「Lom-03カンタ千葉」][/SC]

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〒271-0092
千葉県松戸市松戸2060 松戸商工会議所別館 2F
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